阿曽原温泉小屋

k

今日も無事に暮れてゆきそうです。

2020-10-27

写真

小屋の対岸(東谷尾根)15時45分なのに、ここまで影が!

今日は、41人の方がキャンプに来られました。

今月に入って三回目と二回目の女性も来られていますが、やはり今年は初めての方の割合が多いようです。(広島在住の、日本語ペラペラ!漢字スラスラ!ウクライナ人の男性も)

十字峡上流側の丸太桟道の「損傷箇所が怖かった」との声もありましたが、皆さん通過して来ておられます。

十字峡下流側で「子熊が登山道を横切って川に降りて行った」との情報もありますので、周囲に気を配りながら歩いてきてください。

実は、てんてこ舞い???

2020-10-27

写真

一昨日は「餓鬼ノ田圃」にも新雪が。

昨日、私と交代で阿曽原に入ってくれた大仏ですが・・・今日は「餓鬼ノ田圃」 に設置してある国交省の雨量計の改修に向わねばなりません。

塗装作業が終わった後も、宇奈月の「僧ヶ岳」登山道の改修作業の資材の歩荷して、日曜日には救助隊のメンバーと新雪が積もった中を作業に向かったらしいのですが、登山道が雪に埋まっていて「階段設置なんて無理!」ってことで撤退してきて・・・黒部を飛び回っています。

「餓鬼ノ田圃」も昨日の時点では樹木に着いた雪は融けてくれていたみたいですが、気温が低いままなので標高1,600mの登山道には多分???冷たい思いをしなければならないだろうと想像しています。

明日は、「雲切新道」の仙人谷下部の丸太橋の撤去予定で大仏と私とY民間救助隊員の3人で片付けてくるつもりです。

登山者もまだまだ大勢歩いているのでキャンプ場の管理も手を抜けないし、僧ヶ岳のリベンジ作業、塗装作業の資器材の荷下げ・キャンプ場の片付け等も控えていて結構「てんてこ舞い」の阿曽原なのです。

なのに!11月3日の天気が荒れそうな予報で、雪に積もられたら片付けが遅れるのではないかと・・・。

これから下界に!

2020-10-26

写真

朝日町「寺田鮮魚店」の、キトキト(生きが良いの意)刺身の盛り合わせ!

今日下山して、明日の午前中に宇奈月駅前で一仕事(無給だから仕事では?)こなして明日戻ります。

※写真は、土曜日に勤務で来てくれた入善署のK隊員の差し入れです。

「寺田鮮魚店」の盛り合わせは、昆布〆刺身を一手間掛けて刻んだ昆布で巻いてから周囲に飾って盛り付けてあるのがオシャレ?です。(にしても彼は、どんだけ魚屋さんと仲良しなのか?)

警備隊の「歩くブラックホール?」I隊員は、早速カレー皿にご飯を大盛りにして刺身を載せて海鮮プレートを作ってパクついて、当然の様にお替りして・・・みんなで美味しく平らげたのでした。

先日「イズミ鮮魚店」の盛り合わせを紹介しましたが、このページを見て店に買い物に行かれた方がおられたそうで「イズミ鮮魚店」から「よろしく伝えてください」と言われて来たそうです。

「えび寿し」さんの件もありましたが、ネットの影響力の大きさに驚いている次第です!

めでたく!

2020-10-26

写真

25日17時15分時点!(この後もう少し増えました)

昨日の利用者は64人、そこそこ詰めてテントは張られましたが「密」までとはゆかず、暗くなってから届かれる方もおられましたが事故なくめでたく一日が終了いたしました。(人が多く動く日に出没する「勘違い系?」も現れませんでした)

毎年恒例・先日も来ていた方等々のリピーターさんから、鳥取・長崎など遠方からをはじめ初見参の方も全国から来られ、紅葉もキレイになって来た黒部を楽しまれたのではないかと。

「20年想い焦がれてやっと」って方や、地酒とマグカップを受付まで持って来て進めてくださる方等々、お疲れ様でありがとうございました。(あの~・・・お酒は好きですけど、これを読んで沢山の方が勧めに来られると仕事にならなくなりますのでお気遣いなさらぬ様に!

例年ならば5割増し~10割増し程度の混雑であろうと想像できる週末でしたが、今シーズンは我慢・自粛していただいている方々も多いだろうし・・・「イッテQ]効果で来シーズンは大混雑しないか???実は、今から心配している小屋主なのです。

11月2日まで!

2020-10-25

写真

空ビンが続々と!シーズンも終わりが近づいています?

取り急ぎ!

今シーズンの、キャンプ場管理最終日を11月2日までといたします。

雪の降り方・週間天気予報・日没時間・紅葉具合等々を考えての決定です。

それ以降は、撤収準備に入りますので水場・トイレ・露天風呂の利用が出来ないと考えてください。

※登山道情報!

十字峡から500m上流の短い丸太桟道が破損しているとの連絡が入りましたが、手すりがシッカリしているそうなので慎重に通行して来れば問題ないとのことです。(教えてくれてから、風呂に入ってから祖母谷まで通り抜けた男性、御遣いまで引き受けてくれて、ありがとうございました)

※降雪・凍結について!

今朝の降雪は、標高1500m以上でありましたが「下の廊下」の登山道に降雪は無く通行支障はありません!

もちろんアイゼン不要ですが、急激に冷え込むと黒部ダム直下の橋が凍結することがありますので、直近の天気予報で予想気温を確認してください。(朝晩の冷え込みが厳しくなって来ました。防寒対策をしっかりと!

いまどき?(焚き火台)

2020-10-25

写真

雪が、かなり下がってきました!

昨日の午後、冷たい雨が降り続く中をシュッとした若い男性が到着。

丈の短いポンチョの様な?雨具の上着でスニーカーから素足(スニーカーソックス履いていたかも)を覗かせて??? 短い雨具の下には20ℓ余りの小さなザックがはみ出して、そのザックの外側にどう見ても濡れてしまっているシュラフを縛り付けて???

先着していた男性が「黒部ダムで一緒だったけど、そんな恰好で行くのは無理。黒部を舐めるな!って言ってやった男だけど本当に来ちゃったんだ」って話してくれて。

さすがに警備隊員も心配になって、いろいろ話を聞いたらテントはあるけどコンロは持ってないみたいで替りに「焚き火台」を持っているらしいけど・・・国立公園内で焚き火は禁止だし、そもそも強い雨降りなのに焚き火なんて絶対無理!

ってことで、警備隊員が私物のガスコンロとボンベを貸してあげることに・・・。

あとから受付に「噂でカレーを食べれるって聞いたんですけど?」ってやって来て、小屋をやってないから出せないけど・・・食料無いの?って聞いたら持っているとは言っていたのですが・・・。(準備を怠って入山してしまい、寒くヒモジイ思いが身に染みたことでしょう)

やれやれと思ったら、今度もコンロを持たず木炭カスを固めた様な燃料と飯盒みたいな鍋を持ってやって来た三人組が現れて・・・三人共テント泊は初めてらしく、防水対策も???ズブ濡れで・・・。

三人組にしろ焚き火台の男性にしろ、いまどき流行りの「ヒ〇シ」を見習った里山キャンプの積もりでやって来たのでは???

まさしく「黒部を舐めんな!」って言いたくもなりますよね。

アーカイブ

最近の記事