阿曽原温泉小屋

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「下の廊下」は工事中です!

2020-09-08

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室堂平の「チングルマ」は秋の装いでした。

室堂は、チングルマは種が全開?だったし半袖でいると寒かったし、帰宅すると家の隣の田圃の稲刈りが終わっていたりで、確実に季節は秋なんですが下界はまだまだ暑くて暑くて。

そんな中、大仏達は昨日から信濃大町に泊まり込んで「下の廊下」の上部半分の整備に本格的に掛かりました。

黒部別山谷には若干残雪が残っているようですが、全体的に降雪量が少なかったので登山道のダメージは少ないのですが、明日以降天気が愚図つきそうなので作業をこなすことが出来るやら???

危険な場所で、天気が悪いのに無理して作業は進められません。(雨で滑りやすくなるだけでなく、合羽のフードを被ると音が聞こえ辛くなり、落石の音・熊の気配等々を察知できなくなります)

そうこう言っているうちに、こちらにも別の作業の依頼が来て明日はS会長と仕事に向かうことに、今年はどうしたことやら・・・現在プータローの自分には、忙しい事は良い事なんだから頑張らねば!(でも暑いの嫌いなのに)

※駒ヶ岳登山道

日曜日に、宇奈月温泉からの登山道はS会長とY会員が草刈りの仕上げを終了させたそうです。

やっぱり山はイイな~!

2020-09-08

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人気の全くない室堂平から、独り占めの立山でした!

室堂で一泊して帰ってきました。 室堂山荘の御主人と情報交換して、午後四時過ぎに寝ぐら?宴会場?の立山センターへ歩き出すと広い室堂平で見渡す限り人の姿が全くなくて・・・。

剣御前小屋が稜線に見えたので、知り合いのスタッフに電話してみたら宿泊客が0人とのことで暇だったらしく双眼鏡持ち出して私の姿を探してくれて、室堂平で動くのが私だけなので直ぐに見付けてもらえました。(派手目の赤シャツ着ていたんですけど)

立山を、独り占めしているみたいな贅沢な気分に浸らせてもらいました。

最近は仕事や作業で山に入いるばかりで、山を楽しめていなかったかも???

二十歳の頃から毎年通ってきている立山室堂ですが、あらためて「山ってイイな~」って思い知らされたのでした。

山に入るって「非日常」を楽しむためというか、普段の生活の「シガラミ」「ゴタゴタ」なんかをリセットさせてくれるから止められないのでしょうね。

来シーズンからは、そんな人たちのサポートの仕事を頑張らねば!等と景色に浸っていたら携帯が鳴り響き「五時半から飲むから、早く帰って来て風呂入られ!」との強い呼び出しに我に返ってソソクサとセンターに向かったのでした。

これから室堂へ!

2020-09-06

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3日の夕焼け(稲も色づいて来てます)

強い台風が九州に向かっていて、進路に当たる地域に被害が少なければよいのですが・・・富山は影響が少ないみたいなので、これから立山室堂に行って来ます。

二十歳のころから毎年何度も行っているのですが、コロナの影響で行きそびれてしまっていました。

室堂の行き帰りには、あいさつ回り・お見舞い・ザイルの仕入れ等々用事を済ませて廻る予定、なんやかんやとあります。

それから、お盆に混雑していたらしい雷鳥沢キャンプ場の情報収集も出来たら、今シーズンの阿曽原キャンプ場運営の参考になるかなーって。

※写真は3日、家の近所からの夕焼けです。 こんなに、夕焼け見ることが今まであっただろうか???この時期、下界にいないので刈り取り前の田圃を見ながらの生活も久し振りのような。

極端な気候では困るのですが・・・。

2020-09-05

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日陰にあるから?「苔」は案外元気なのですが。

台風10号の動きが気になるところですが、今年は長梅雨が明けた途端に猛暑が続いています。

今のところ、湧き水は安定して出ているのですが・・・いつになったら秋雨前線が降りて来てくれるのやら???このまま猛暑が続くと心配になるのですが、今回の台風の様に猛烈な奴が来られても困るのですが・・・。

宇奈月ダム辺りの「トチの木」は、広い葉っぱの縁が茶色に枯れ始めて来ました。(水不足?猛暑?)

黒部川本流の水も、かなり減ってきている様に見えるのですが・・・このままだと、いろいろ影響が出て来るのではないかと心配しています。

※ 写真は露天風呂手前の石垣の「杉苔」ですが、日陰に有るのですが雨が少ないのにキレイに生えています。

男気全開!

2020-09-05

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昨日の夕方、雨上がりに家から見えました。(自宅から)

昨日、大仏と地元山岳会のS会長の二人は 駒ヶ岳 へ登山道の草刈りに向かいました。

大仏は前日に、祖母谷温泉から 餓鬼の田圃 まで雨量観測計の点検に登っており、S会長は前々日に私達と黒薙で作業に出ていますが、連日猛暑の中での作業でS会長いわく

「いつも山に行きたいって思っているけど、しばらく山に行きたいって思えんわ!」

って言っていたのに・・・一日置いて駒ヶ岳に草刈り機を担ぎ上げて作業してくれています。

二人とも山仕事が続いていて疲れが溜まってきているはずですが、登山者の為に「男気全開!」で頑張ってくれています。(北アルプスって一言で言いますが、高山と奥山では管理の大変さが全然違うのです)

彼等の「男気」に頼りっ放しで良いのだろうか???

引き続き、駒ヶ岳整備はS会長とY会員が仕上げに掛かり、大仏は月曜日から「下の廊下」の整備に仲間と信濃大町で合宿です。(私はシルバーウイークからの阿曽原キャンプ場の準備やら事務仕事やら・・・)

昨日は、朝から猛暑で午後からは雷雨になり作業も大変だったことでしょう。 彼らが帰宅したころに、西の空が晴れて夕日が山に降る雨に射して「虹」が現れました。(ご褒美?でも、どちらも疲れていて見ていないような?)

※写真左下の雨煙のなかに薄ら見えているのが、左から白馬岳~旭岳~清水岳の山並みになりますが比べてみると虹の大きさが分かるかと。

そういえば・・・。

2020-09-03

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志合谷~欅平側への水平道と送電鉄塔

先日作業に行った「大太鼓」上部の鉄塔(11号)から、志合谷を渡った次の鉄塔(12号)が見えていました。

そういえば20年ほど前、12号鉄塔の基礎部分の改修工事(根固め)で施工業者さんから、

「鉄塔基部でセメントを練りたいので、水をポンプアップしたいのだけれども・・・鉄塔~水平道~志合谷まで水ホースを引いてくれない?」

って依頼があって、黒い樹脂製の水ホースを張り込んだことがあります。(山小屋に引いてある黒ホース見たことあるでしょ)

写真に見える鉄塔よりホースを引きながら、急な藪斜面をザイルを頼りに下って~中央に一直線に下る枯れ沢側壁のほぼ垂直な岩壁沿いに水平歩道まで張り込んで、所々で藪に細引きでホースを固定したことがあります。

高度差はそれほどありませんが落ちれば当然タダでは済まない場所で、更に藪交じりの岩壁はホースを引き回すことによって落石を誘発させるし、おまけに後半に猛烈な雷雨に見舞われて合羽を着る前に全身ズブ濡れになった記憶があります。

今から思うと、若いメンバーと「ワーワー」言いながら余裕こいて仕事していたな~、なんてことを思い出しながら・・・あの時も、降って湧いた仕事だったっけなんてことを。

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