阿曽原温泉小屋

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記事になってます。

2021-07-07

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大仏と祖母谷のトシが腰を入れて鍬を振るってます。

読売新聞の富山版に、今日から少し連載されそうです。

近所のコンビニには一部づつしか売っていなくて、写真に大きく写されていた大仏も祖母谷のトシも山に入っているので、買って来てそれぞれの奥さんに配達してきました。

登山道の維持管理がシッカリ出来てこその、保護と利用(共生)になるはずですが制度的に行き詰まって来ているのは・・・。

このままでは、近い将来には山を今まで通りに楽しめなくなるかもしれない!

との危機感をコロナ禍を切っ掛けに強く感じております。

山で楽しみたい方、一緒に考えてもらえたら幸いです。

幸せ者???

2021-07-06

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初めての国会議事堂!

今日も霞が関へ、環境省副大臣と国土交通省政務官に面会して要望書を手渡しに行って来ました。

どちらも真剣に話を聞いて頂いて、ありがたかったです。

今日の様子を、NHKの ローカルニュース で取り上げてくれていました。

明日は、午前中に富山市内まで所用がてら警察本部の山岳安全課へ表敬訪問?~午後から上京して夕方17時過ぎから厚生労働省政務官に面会して要望書を手渡しに行きます。

せっかく話を聞いて頂けるのであれば、キッチリ説明しに行くのも?持ち回りだけれども?これも組合長の務め?・・・そんな中で、小屋の仕事を大仏に任せられる私は幸せ者です。

富山では、NHK朝のローカルニュースの6時台7時台でも流すらしいです。

読売新聞の富山ローカル版にも・・・。

※実は!

国土交通省 朝日健太郎政務官(どこかで聴いた名前でしょ)の部屋で懇談中に国会議事堂が窓の外に見えて・・・車で前を通り抜けたことはあったのですが、ジックリ見たこと無いかも??って思い出して。

陳情が終わってから、今回の要望書提出の調整をしていただいた代議士秘書さんに案内されながら国会議事堂前までブラついて来ました。

小学生の遠足?みたいな団体も来ていたりして、コロナ禍とは思えない?ほのぼのとした雰囲気に浸ってきました。(街中に、若いお巡りさんが大勢いたのが印象的でしたけど・・汗)

実は国会議事堂を作る大理石の一部は、隣村の山から切り出された大理石が使われているのです。母校の中学校の玄関には、同じ大理石が飾られていたのですが??(統合されて廃校になったのですが)

一度見ておかねばと思い、拝んでまいりました。

お見舞い申し上げます。

2021-07-05

熱海市の土石流被害、お見舞い申し上げます。

毎年この時期になると各地で被害が発生してしまいますが、今回の災害は住宅を破壊しながら激しく流れ下るリアルな映像が流されて・・人間の無力さを思い知らされました。

現在大雨警報が出されている富山ですが、黒部も繰り返し洪水被害に見舞われて来た歴史があり他人事ではありません。

住民の方々・捜索救助隊・復旧作業員・取材関係者等、現場には大勢の人達が居られるはずです。 これ以上被害が拡大せず、捜索・復旧が順調に進むことをただただ願うばかりです。

営業開始時期について

2021-07-03

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阿曽原谷の鉄砲水(こんなのが来るかもしれない梅雨末期は・・・)

〇営業開始時期について。

7月下旬としかお答えできません!

雲切新道仙人谷下部の丸太橋を架けるには梅雨明け宣言が出てからになります。

今年は梅雨入りが遅れており、梅雨明けがどうなるのやら予想がつきません。この橋は、今まで大雨で二回ほど流されておりますが、一旦流されると資材の丸太の調達が追い付かず補修もままならなくなり結局通行できる期間が短縮されることになりますので、大雨のリスクが少なくなる梅雨明けを待ってからの架橋になります。

丸太橋を架けてから先の登山道の草刈りに向かわねばなりませんので、橋が架かるまでは藪漕ぎと水量が多く冷たい渡渉となりますし、夏の初めの草刈り前は雪渓から夏道に戻るポイントが解り辛いはずで見過ごして雪渓を下った事故が何件もありますので、悪路走破力・読図力等相当の技量・経験と覚悟が必要となります。

※水平歩道の整備については順次進んでいる様ですが、詳細はまだ入っておりませんが正直に言いますと、雲切の整備を終わらせるまでは私自身がイッパイイッパイですので欅平から往復される予定で来られても真面に面倒を見てあげられないのが実情です。

大仏は白馬線・唐松線の整備に遠征中で留守ですし、情けない話ですが宿泊客が見込めない今シーズンは閑散期の夏場はバイトも雇えないのです

今年の営業形態について!

2021-07-03

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大仏が内装工事を頑張ってくれています。

〇宿泊形態について。

先にも少し触れましたが、今年は基本的に定員の半分程度(24人前後)の宿泊者数とします。

取り合えず客室1部屋辺り6名で収まってもらう予定です。(同じグループで一人二人のはみ出しは、了解が得られれば柔軟に対応しても良いかと・・)

予約の方は、現在自宅(0765-65-2397)にて受け付けておりますが、7月下旬には本格的に阿曽原に入りますので現地(0765-62-1148)にお願いいたします。

去年から多くの登山者は「シュラフ・シュラフカバー」持参で山小屋に来て頂いていると聞いています。

阿曽原にお泊りの際にも、持参して来て頂いて自分専用のカバーなりに入って布団に潜っていただくスタイルの宿泊でお願いいたします。

持参して来られない方については、「実費」で不織布シーツを御用意するつもりですが、使い捨てで処分に困る・ストックしておく場所の問題等々がありますので多くを用意することが出来ないと考えておりますので、なるべく持参して来て頂けたらと思います。 (カバー自体が安くなったと聞いていますが)

偶然が重なった?必要だから? 動く時なのか?

2021-07-02

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鍬で欠落した斜面を削るのは、重労働なのですが誰かがやらないと・・。

昨夜の放送後、反響が有ったみたいで・・このページのアクセス数が三割使く増えていました。

登山道整備に手が回らなくなると「一般登山者が歩ける対象の山・高原等が、ドンドン少なくなってゆくのでは?」との危機感からNHKが取材してくれています。

我々が出来る事は、やってきたつもりですが、「人員確保の難しさ」「ヘリ運賃の高騰」に加えての「コロナ禍」で小屋の存続すら怪しくなった小屋も出てきてしまい・・。

ならば、何が出来るのか?何をしなければならないのか?何処に話を持ってゆけばいいのか?等々考えてみると、問題が多岐に渡り自助努力的なものだけでは解決することが出来ないことが改めて見えて来ました。

困った困ったと嘆いていても何も始まらないので、昨年から「北アルプス山小屋協会」として、何かできないかと動き出していました。

そんな時に、山への思いが同じ「日本山岳ガイド協会」さんから陳情活動の御誘いを頂いて一緒に行動させていただくことになり、同時にNHKの中にも心配してくれている人間がいてくれて。

たまたま今年が黒部の山小屋組合が持ち回りの組合長役だったので、私が陳情に同行させていただくことになったのです。

来週六日には、環境省副大臣・国土交通省政務官へ面会して要望書を手渡しに暑い東京に行くことになりそうです。

現場で汗流している方が、向いていると自任しているのですが・・・支援要請だけでなく自然公園の利用方法の見直し等、考え方を変えて行かなければならないのではないかと個人的に考えております。

NHKのクルーが最初に話を持って来た時にも、「大きな話になるから、覚悟して取材してもらわないと!」って伝えてあります。

ガイド協会の御誘い・NHKの取材依頼が重なって???動くために神様がセットしてくださったのかも???

我々の行動が、山を利用する全ての方々に考えてもらう切っ掛けになり、みんなの山をどうしてゆけばよいのか?? 多くの方々の御理解と御協力が得らる、良い方向に向かってくれればと思って動くのも山小屋を預かる者の仕事で今が動く時なのか??

って小屋の事を放っぽって、こうして動けているのも大仏が頑張っていてくれるからなのです。

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