死んだふり???
2021-06-20
火曜日の夕方、小屋前の草刈りがしてない登山道の下草の中にモコモコした塊りが???
後ろからのアプローチで顔が見えなかったのですが、阿曽原に入った年に一度見たことのある「ウサギ」と直ぐに分かりました。
両掌に乗るほどのモコモコ塊は、全く動く気配がなくて・・・後退りして大仏に声を掛けてカメラを持って来てもらって二人でソーッと写真を撮っていたのですが???近付いても・シャッター音がしても・顔が見える場所まで回り込んでも・・逃げるどころか動きません。
瞬きするし脇腹が動いているのを見れば呼吸をしているのですが??? 草の茎でツンツン突っついてみても手足を縮めたままで、まるで熊に出会った時の「死んだふり」しているみたいでした。
摑まえることは簡単にできそうですが、もしも子ウサギで人間の臭いが付いたら親から飼育放棄されるのでは?(そもそも子ウサギなのか?)病気で弱っている様に見えないけど??なんてことを考えながらしばらく見ていたのですが、動いてくれないので小屋の作業に戻って後から見に行ったらモコモコ魂はいなくなっていました。
平成5年夏に一度見て以来、久しく姿は見れなかったのですが??
大仏と「大量に懐いてくれて、登山道の草だけを食べてくれたらいいのに!」なんてことを、緑が濃くなった山を眺めながら呟き合う夕暮れでした。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2021/06/n20210620a.html