阿曽原温泉小屋

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あれやこれや。

2022-08-01

写真

「折尾の大滝」下流の飛び石

「折尾の大滝」 下流のと焦点の写真ですが、水量の少ない時には簡単に飛び石伝いで渡れるのですが、大雨で増水すると厄介なポイントになります。

最近毎日夕方に土砂降りの強い雨が降っていますが、万が一増水して渡るのが危険と感じたら無理せずに小降りになるのを待ってみてください。

黒部は急斜面の岩盤の山なので、小降りになってしばらくすると水量が減ることがあります。しばらく待っても、渡る自信が無い時には素直に引き返してください。

唐松岳~祖母谷温泉線

今日から、猛暑の中を大仏達が草刈りに入ってくれました。

唐松山荘がコロナ感染者が出て先日から休業中なので、彼等は泊めてもらうことが出来ず・・・初日からテント泊で作業する羽目になりました。

装備も増えるし、ゆっくり休めないだろうし・水の無いコースだし・・・よく頑張るよな~って感心させられるばかりです。

※頑張らねば!(100%の方々が???)

昨日やっと、今シーズン四人目のお客さんが来てくれて、少しずつ登山者も来てくれるようになったと思った途端にトロッコ列車の運休とは・・・。

夏場は元々暇な小屋なんですが、誰も来れないってなると・・・布団干しにも風呂掃除にもなんだか力が入りませんが、昨日まで来てくれたお客さん四人が四人共このページを読んでいてくれたり名古屋のイベントに来てくれていたりしている方々ばかりで、なんだか「応援してもらっているな~」って感じれて「頑張らねば」と思ってしまうのでした。

速報!

2022-08-01

昨日から、トロッコ列車が設備故障により運休しているそうです。

復旧の見通しはまだ立っていないそうですので、ご利用予定の方は運行状況を確認してください。

って・・・5日まで、宿泊予約の入っていない阿曽原小屋なのですが、テント利用で来られる予定の方もおられるかもしれませんので参考までに!

10月の予約状況!

2022-07-30

写真

中身を抜いてみたり・・・。

※予約不可日

 10月1日 2日 3日 4日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 19日 20日 21日 22日 24日 29日

※残り僅か

 10月5日(6人) 14日(1人) 18日(6人)  23日(1人)

となりました。 

※やっと一人目!

今日は、今シーズン最初のお客さんが来てくれるみたいで、気温が上がる前の早朝6時前から水場の受水槽の点検してから風呂掃除して来て、日が上がってからは布団を干し等々準備しております。

この前から気になっていたのだけれども、ジュース・ビールを冷やす業務用冷蔵庫の調子が悪くて、起動してくれても冷やしきれてくれなくて・・・暇な夏場は厨房の冷蔵庫で冷やすことも出来るのですが、ハイシーズンの事を考えるとほおっておけません。

取りあえずの外仕事を終わらせたと思ったら次々と問題が・・・隙間を掃除したりいろいろやってみようかと。

白馬線は、草刈り終わりました。

2022-07-29

写真

既に上部のブリッジ(ブロック)も崩壊しました。

★白馬岳~祖母谷温泉線情報

昨日夕方、大仏達が草刈りを終わらせて無事に祖母谷温泉に帰って来ました。

7月第一週に大量に残って心配されていた、百貫コル~名剣沢間の枝沢の雪渓は無くなっていたそうです。(草刈りが終わったけれど、稜線でコロナ感染者が出ているそうで・・・)

※折尾谷同様で、融ける速度が予想以上に速いのですが・・・「下の廊下」の残雪の消え方も同じかと言えば???地形・デブリの形状・圧倒的な雪量・融ける時期等々別物ですので、早とちりせずに9月中旬頃に実際に人間が入って見て来れる様になってからの予想であり判断となります。

写真は阿曽原谷の雪渓ですが、雪渓が分断されている箇所の左側岩壁に滝が流れています。

水流と飛沫で早く穴が空き始めるのですが、雪渓の崩壊面の厚さを見ると大量の雪が運ばれて来ていたのが判るかと。

そして崩壊地点右側には岩壁が剥き出しになっていて、岩が温められた輻射熱で右側からも雪渓が融かされてゆき細くなって崩壊しました。

別物というのは、阿曽原谷の様な南向きで急斜面の雪渓と「下の廊下」の雪渓とは残り方も融け方も崩壊の仕方も違うからです。

未整備ってのは!

2022-07-28

写真

手前は折れた桟道!

雪の重みで折られた丸太桟道ですが、慎重に通過してもらえれば問題ありません。

ルート上の丸太桟道・ハシゴ等は、損傷具合はそれぞれですが「歩けない!」損傷個所は無いとのことです。

奥右側に整備済みの桟道が小さく見えていますが、新しい丸太がヘリで空輸されればどんどん更新されてゆくはずです。

今更言うまでもありませんが、通行できるようになったとは書きましたが安全を保障している訳ではありませんので、くれぐれもお間違いのない様に!

※通行の際には、作業員の方に自分を分かってもらえる様に声掛けするなりしながら通り抜けていただかないと思わぬ事故に繋がる恐れも!

未整備区間は有りますが、水平歩道は歩けます。

2022-07-28

写真

折尾谷の残雪にステップを切って来ました。

今日は、雨曇りの天気予報が曇りの予報に回復したので、明日行く予定にしていた折尾谷の残雪工作を前倒しして行くことにしました。

一昨日夜中の強い雨で阿曽原谷の雪渓がかなり小さくなったので、折尾谷の残雪も融けているだろうと予想していましたが案の定22日の写真よりも全然小さく薄くなっていてくれました。

放置しておいても、4~5日もすれば融けて無くなりそうな気もしたのですが・・・せっかく来たのだから工作することにしました。

小さくなったけれども、まだ7mほどの幅でパンパンに凍った残雪が残っており、上流側は登山道まで1m余りの段差があり昇り降りするために難儀しそうなので、持参したツルハシを振り下ろして氷を叩き壊しながらステップを切って来ました。

作業中に、予報が外れ猛烈な日差しになって来て・・・ツルハシを振り回しているうちに汗だくになり、Tシャツを脱いで絞るとボタボタと汗が滴り落ちます。(汗腺爆発???)

折尾谷の冷たい沢水で頭を冷やして涼んでから、22日時点で残雪を高巻く為に仮にフイックスしてあったロープを草付き斜面を登り回収に向かいます。

そんなこと無いだろうと思われる方がいるかもしれませんが、回収しておかないと目の前に登山道があるのに勘違いしてフイックスロープの方へ向かう人がいるのです。

(高巻きのフイックスルートは、やはり中間支点は急斜面のザレ場の細い灌木だけで、ステップもほとんど無くとても一般の方々の通行には使えないものでした)

これで水平歩道は、未整備ヶ所は残っていますが取りあえずは歩けるようになりました。

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