阿曽原温泉小屋

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ちなみに。

2021-05-02

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29日は冷たい雨でした。

写真は、29日の昼前の室堂ターミナルのロータリー道路から「雪の大谷」への入り口です。

ミゾレ交じりの冷たい雨、訪れる観光客も少なくて・・・誘導員さんは寒そうでした。

この時期の天気は崩れ出すと一気に真冬に逆戻りしますが、雨は雨で辛いものがあります。

そんな中スタッフさんは頑張っておられました。コロナ禍が治まりましたら、皆さん遊びに来てやってください。

ありがとうございます。

2021-05-02

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一夜にして真っ白に変わった立山には、強風が吹き付けて雪煙が!

たった二日間の室堂でしたが、何人かの登山者に「阿曽原の方ですよね」って声を掛けていただきました。

顔を覚えていなくて申し訳なかったのですが・・・なんか嬉しくなってしまいます。

って言うか毎年何人かには声は掛けて頂いているのですが、例年は次々と届け出を提出しに来てくれる入山者を捌くのにイッパイイッパイで余裕がないのですが・・・今年はあまりにも入山者が少なくて立ち話し程度ですが会話することが出来ました。

今年も東京のイベントは開催されないし、来月予定されている名古屋の「夏山フェスタ」も最終的にはどうなる事やら???

このページで情報を流すことが、山小屋を預かる者として「立山・黒部ファン?」の方々へのせめてもの務めなのかもって思ってはいるのですが・・・欅平での作業が終わるまで、もう少し遅い帰宅の日々が続くはずなので更新できない日はご容赦を!

山が荒れると、人間には・・・。

2021-05-02

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流石は「熟練オペレーターS」が操る「立山熊太郎」です。パワーと職人技に拍手です!

写真は、30日早朝の室堂ターミナルのロータリー道路を 立山熊太郎 が始発バスの上山に間に合わせるために頑張っているところです。

今しがた室堂に確認したら、昨日からの暴風雪で積雪量が半端なく・・・特に「雪の大谷」は溝になっており降雪に加え風で運ばれてくる雪が積もってしまい、今朝までに3mほど積もってしまったそうです。(立山は観光地ですが、高山なのを忘れてはいけません)

現在も荒天が続いており、流石の「立山熊太郎」でも除雪が追い付かず天候が回復する目途も立たずアルペンルートは封鎖されているとのことでした。

昨日の入山者は少なかったのですが、劒沢まで向かう計画の人もいたので少し心配です。(この荒天時には向かわないと思うのですが、白馬岳でも遭難騒ぎがあったばかりだし・・・)

私達も今日の欅平での作業は中止しました。(大仏は行きたそうでしたが・・・)

今年のゴールデンウイークは・・・。

2021-05-02

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厳冬期に逆戻り

一昨日、室堂勤務を終えて帰ってきましたが、こんなに人出の少ないゴールデンウイークは初めてでした。

コロナ禍と荒天予報が重なったにしても、観光客・登山者・スキーヤー・スノーボダー全てが「激減」との表現が出来るレベルでした。

写真は、30日早朝に別山乗越(剣御前)から 室堂平 を見下ろしたものです。

前夜からの新雪が20CM余り積もり、暴風雪が吹き荒れてトレースが全て消えてしまいました。(撮影時も爆風で、室堂側には眼を開けていられずにゴーグルを装着してガスと暴風の合間になんとか写された写真だそうです)

雷鳥沢野営場には、前日15時時点で2張りあったはずのテントも確認できず・・なんとか各施設の屋根と高原バス道路は確認できますがトレースなど吹き消されてしまいました。

この日は午後から荒天予報だったので、

「天気がいいからと奥まで突っ込んで、天候が急変してホワイトアウトになると帰り路が分からなくなる危険がある」

「天気が良くても稜線は立つことすら難しい暴風」

「昨夜からの冷え込みと暴風で、稜線は凍結していてアイゼンを履いても歩けないだろうと予想される」

等々を入山者に伝えながらの呼び掛けを行って来ました。

せっかく来て頂いたのだから、立山を楽しんでもらいたいのですが・・・仕方ありません。(昨夜も室堂・剣御前共に大荒れだったみたいです)

※説明

〇中央「室堂ターミナル」(右側に高原バス道路のラインがクネクネ・手前の窪地がミクリガ池) 

〇中央下「雷鳥沢野営場管理棟」(小さい) 〇右下「地獄谷」(灰色の谷) 

〇室堂平左端「室堂山荘」(小さな黒い横長) 〇中央室堂ターミナル後ろ「国見岳」 〇最奥左雲の中「薬師岳」

ここからの風景!

2021-04-28

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剣御前小屋まえから奥大日岳方面

剣御前小屋前からの写真になると思いますが、中央奥が「奥大日」 左に少しだけ見える平原が「弥陀ヶ原」 右奥に薄らと「富山平野・富山湾」が見えています。

「奥大日岳」の稜線に例年出来る巨大な雪庇が目立たないし??? 小屋直下の斜面もゴールデンウイーク前にしては地肌が沢山見えている様な???

ここからの風景は、小屋が火災で燃え尽きた時に現場保存しながら富山市内の「花火大会」を見下ろしたり、大荒れの中 「ホタルイカ」 を担いで登って来て途中で進退窮まってしまったり、この時期に晴天の中「アロハシャツ」着て登って来て注目されたり・・・いろいろあったな~なんてことを思う様になったのは「歳のせい」???

今日から室堂へ。

2021-04-28

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数日前の「剱岳」(右端奥に白馬岳)

欅平の作業は大仏達にお任せして、明日からの立山室堂での入山指導員勤務に向けて、今日の午後から室堂に入って二泊して来ます。

コロナの感染拡大と天気が悪くなる様なので、連休初日なので入山者数は???なのですが、立山の山小屋組合長「室堂山荘」の御主人と情報交換したり「立山センタ―」の絹子さんにも御機嫌伺?して来なければならないし・・・。(「呑む為」の理由付けではありませんから!)

写真は「剣御前小屋」スタッフから送られてきたものですが、先週の降雪で白さが際立って冷たい風が続いているので「パンパン」の硬い斜面になっているようです。 (アルペンルート開業初日に、滑落事故が頻発しました)

ゴールデンウイークの天気予報が良くないのですが・・・事故が起きません様に!!!

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