阿曽原温泉小屋

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命中???

2025-05-27

写真

どこから来たのか?想像力を掻き立てられます

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

余りの山の荒れ方に、仕事の合間に阿曽原も確認してきたら案の定・・・

水場水槽から分派するバルブとホースの上に、大きな石が乗っていました。

破断面はキレイなので新しく崩れてたものでは? 落石として転がって来てバルブを直撃していれば壊されているはずですが、押されているものの壊れてはいませんでした。

残雪に覆われていた間に転がって来て~丁度水槽の真上辺りで止まって~雪が融ける際に雪の下の水槽の水の流れで裏側から融けていたポイントが先に穴が開いて~岩がその穴に落ちた???

残雪上に、ピンポイントで水槽の上に岩が止まっていたとは考えられないのですが・・・

って想像しているのですが、それにしても広い雪面の中で命中するとは!

周囲の藪を調べれば同じような色の岩が散乱しているかもしれませんが、取り合えず確認出来ませんでした(神様!イタズラが過ぎるのでは・・・)

私一人でも除けることが出来そうでしたが、狭い場所だし障害になる川床の石が有るしで・・・せっかく去年交換した?バルブを壊すと大事なので大仏が入れるまでそのままにしておくことにします。

それにしても次から次へと・・・

やっぱ今年は・・・

2025-05-26

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こんな所で??

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。(とうとう400件を突破して、感謝・感謝です)

今年は山が荒れていることを御伝えしてきていますが、写真は「東谷吊橋」右岸の横斜面です。

涸れ沢沿いの斜面に、小規模な土石流が流れ落ちてきた様な痕跡が見て取れました。

春先の融雪が沁み込んで緩んだ斜面に、更に大量の雨が降ったのか???(底雪崩とは少し違う様な)

大量の土砂・倒木・泥等が押し流されて来て、緑の葉を確認出来ませんでした。

手前右側に見える太いワイヤ―は吊橋のメインワイヤーですが、手前で止まってくれていたので影響は有りませんでした。(右岸から渡り出して直ぐの踏板が一枚折れていたのは??)

現在作業中の欅平上部「水平歩道」にも、例年とは比べ物にならない多くの落石・桟道崩落等が確認されています。

先日の名古屋のイベントでも、北アルプスの各方面で林道が損傷していると聞きました。(ヘリポートまでの通行確保が出来ず、遠くのヘリポートを使うことになれば輸送費が跳ね上がるとのこと)

吊橋に修復以外にも道の損傷・大雪で塞がる等が予想されますので、入山計画を立てられる際には情報収集を怠りなく!

次から次へと?

2025-05-25

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部材の穴が引き千切られ

先に写真を写した地点ですが、相当な力(衝撃?)が吊り橋に掛かり木材の穴が・・・

先のページの踏板がグネグネ歪んでいたのは、ワイヤーの張り具合?衝撃からの近さ?等の力が掛かり弱い所が破損したから?

川床までの高さもあり、吊り橋自体が損傷を受けているので不安定で揺れ方も強かったです。

黒部は次から次へと凄いものを見せてくれます!

山がとっても荒れています!

2025-05-25

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東谷の吊り橋は、辛うじて・・・

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

「東谷吊橋」 の損傷具合を自分で見て来ました。

雪崩の直撃!??

遠目に見ても左岸から7m位は踏み板・板受けの片側がメインワイヤーから千切られて(片側の固定穴が吹っ飛んだ?)しまい立ち上がった状態になっているのが見て取れました。

近づいて下流側の右岸から吊橋を歩いて、ギリギリ大丈夫そうな場所から写した写真です。

まだ先に行けそうですが、実は足元の受け材が破損していてワイヤーとの固定金具から外れてユラユラ・・・独りだし、これ以上先へは進む気にはなりませんでした。

専門業者さんに見立ててもらわないと、ハッキリとは言えませんが、アンカーの基礎強度を確認して~破損した部材を撤去して~ワイヤーを点検して張り直して~受け材・踏板等の部材を設置し直して・・・

素人の私が見ても、手間もかかるだけではなく、空中での作業となり慣れた人間でないと眼が眩んで仕事にならないのでは?

業者さんの見立てを待つしかありません。

黒部なればこそ

2025-05-24

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雪解け水が豊富で「雲切の滝」の水量が太い!

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

一昨日入山して~昨日から欅平で作業ですが・・・今日の午後から雨予報が出ていますが、ダイブツ監督は全く仕事の手を緩めることはなく?雨なりの仕事を用意してくれております。

写真は昨日朝の仙人ダムから上流 ですが、残雪のガンドウ尾根の稜線から黒部川まで屏風の様に立ちはだかっています。

黒部の魅力は、急峻な地形ゆえに高度差のある景色を一度に見ることが出来る場所があることが大きいのではないかと。

高度差のおかげで、抜ける青空~稜線の残雪~新緑~雪解け水を集める「雲切の滝」~濃い緑~黒部川の流れが一度に観れます。

逆に秋には、新雪~冬枯れ~紅葉~黒部の流れを楽しむことが出来ます。

多くのみなさんに、早く黒部を楽しみに来て頂くために今日も頑張って参ります。

山が荒れています

2025-05-22

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雪崩で薙ぎ倒され~押し出されて来た倒木が山となって

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

本日、信濃大町~扇沢経由で作業で入山しました。

二月に欅平「奥鐘橋」の除雪作業で入山した時にも雪崩デブリの中に巻き込まれていた太い倒木が見えていたのですが・・・

デブリの残雪が消えて全容が見えて、その倒木の量の多さに驚かされました。

写真は、扇沢ロータリー直下 の無料駐車場から扇沢ロッジに向けての道路を写したものですが、道路脇に積み上げられた倒木の多さと太さに驚かされました。

扇沢に向かう道路上部の枯れ沢が発生源なのですが、スノーシェッドを乗り越えて押し下って来る際に斜面に生えていた樹木をなぎ倒して来たモノがデブリの停止地点の雪の中で留まっていたものと推察されます。(スノーシェッドの上にも引き裂かれた樹木が沢山見えました)

驚かされるのは、倒木の太さ!この標高で自生する樹木は気象条件から一般的に成長速度が遅く年輪が詰まっていて硬いはずですが・・・なのに相当量の太い樹木が押し倒され~折れて~ぐしゃぐしゃに折り重なっていました。

ここまで太くなるには百年単位の年数が経っているのではないかと考えれば、今年は百年に一度クラスの雪崩が発生したのでは???(樹木の切り口が、生き生きしているのは新しい倒木の証拠)

高熱隧道を読めば、宿舎の場所選定には巨木がある場所だから雪崩は来ないだろうと決めた場所がホウ雪崩の被害に遭ってしまったとありますが・・・

大きな被害が発生していなければよいのですが。

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