阿曽原温泉小屋

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大切な仕事と仲間!

2025-05-12

写真

奥大日岳は稜線にクラックが

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

ありがたいことに室堂勤務中は、阿曽原の常連さん・阿曽原へ行けないけど黒部のファン・ 「これから下山して何処にご飯食べに行けばいいですか?」等々、阿曽原繋がりの方々が毎日声を掛けてくださいました。

今回は、大き目のキャップを目深に被りマスクしていたので「顔バレしたくないの?」って知り合いから言われるくらいだったのですが・・・態度がデカい?声が大きい???なんだかバレバレ?

そして馴染みのガイド連中も・・・若い頃に黒部で働いて今では国際ガイドの資格を取って活躍しているガイド! 母親がお世話になっていた病院の看護師さんの山ガイド! 阿曽原に毎年くてくれているガイド等々顔を出してくれました。

山岳ガイドは、技術と知識の習得は怠れないだろうし、年齢を重ねれば経験は積めるけれど体力的には辛くなってくるはずだし・・・

天候がズ~ッと安定していれば問題ないのですが、この時期の登山は・気温低下で雪面凍結・雪面で道が隠されガスが発生すれば方向を見失う等々、ガイドの実力がモノを言う時期かと。

安全に山に登るサポートだけではなく、山の素晴らしさを伝えてくれている「真っ当な山岳ガイド?」は大切な仕事だと思うし、我々の山小屋の仕事も「山を楽しんでもらうサポート」って意味では同じで「真っ当な山岳ガイド」は仲間だと思ってます。(ならば阿曽原は真っ当な山小屋なの?って言われると・・・なのですが)

黒部峡谷を楽しみに訪れてくださる登山者と仲間達を、ちゃんと迎え入れられる日が来るまで「自分は何をしなければならないのか?」阿曽原に入れなくてもシッカリやる事やらねば。

冬に逆戻りすることも

2025-05-11

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室堂ターミナル貸し切りバス駐車場

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 御支援と応援メッセージありがとうございます

立山黒部アルペンルートの高原道路には一般車両は乗り入れられませんが、立山黒部貫行の高原バス以外にも営業用観光バスも室堂まで乗り入れて来ます。

立山駅からの往復? 黒部ダムからの観光客の迎車? 昼頃になるとターミナル外の観光バス駐車場は溢れることも・・・

天気が良い時ばかりならば問題ないのですが、この時期は雪が積もったり路面凍結することもあり県外からやって来る観光バスはスノータイヤ・チェーンを装備していない? ガスが立ち込める日は、雪壁に囲まれて狭くカーブが続く高原道路は慣れていないと・・・

毎年4月15日に全線開通するアルペンルートですが、中国・香港・マレーシア・シンガポール・タイ・インド等々「雪の大谷」目当ての観光客が押し寄せるのですが、日中で気温0度前後の日も有ったし・・・これ以上早く開通させることはリスクが大きいのかも?

応援を糧にしております(ダイブツに頼りっ放しですが)

2025-05-10

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写真集が届きました

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 御支援と応援メッセージありがとうございます

室堂勤務で空けている間に、予定が詰まって来てしまい・・・大仏が自分の仕事の合間に次々と調整・段取りサポートしてくれて助かっています。

今シーズンも「トロッコ列車運休の影響」「残雪の多さ」で沿線作業は変則的になるので、現場作業以外にも人員と宿泊場所確保・調整等を行き当たりバッタリ状態?で進めねばならないのですが・・・

ありがたいことに新しい仕事の依頼も来ているし、阿曽原の段取りも控えているし、なにより働いて少しでも呑み代を稼がねばならないのですが、来週の名古屋夏山フェスタは車で行こうかと考えているので帰って来たら「グダ~ってなるだろうなぁ」って弱気になってるのですが?

それでも、支援プロジェクトへ寄せられる応援メッセージ読むと「グダグダしてられないわ!」って気合を入れ直す小屋主なのでした。

写真は、阿曽原温泉小屋を題材に 「黒部の谷の小さな山小屋」 って写真集を以前作ってくれた星野秀樹カメラマンが「山に登る」 を新しく作ったとのことで送って来てくれました。 

疲れている暇はないのですが・・・

2025-05-09

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一昨日の裏山の牧場からの夕日

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 御支援と応援メッセージありがとうございます

室堂から帰ってから、私個人が室堂勤務時に感じた問題点と改善点などを文書にして関係方面に問題提起するのに時間を取られていました。

別に私が動かなくてもよいのですが、誰かが問題提起しないと・・・この十年余り「喉元過ぎれば」的なことで流されて来た経緯があります。

ちなみに他にも問題に感じている人がいて、改善に向けて連携を取り合って動き出してくれているようです。

17日からの 名古屋夏山フェスタ の段取り~国交省委託の雨量計設置の段取り~22日頃から始まる予定の欅平での作業の調整~月末の山小屋組合総会の段取り・・・合間に営業の問い合わせ(先日「アラスカから電話してます」って!)

近所で葬式が二件執り行われていたらしく香典持って弔いに廻り~予定されていた母親のひざ痛改善のための送迎等外せないものも、この歳になればいろいろあります。 

室堂勤務期間中の、雑踏の中での案内・誘導等々で耳の奥がザワザワした感じで?少しボーっとしたいのですが、「ミュージック・トラベル・ラブ」チャンネルで Nothing's Gonna Change My Love For You  流し♪癒されながら頑張っております。

写真は、一昨日の夕方に空が赤かくなり始めたので、気分転換も兼ねて晩酌前に裏山の牧場まで車を飛ばして見て来ました。

朝方まで降った雨で黄砂が洗い流され澄んだ空気の中、富山湾を挟んで能登半島の付け根氷見辺り?に沈む夕日は「やっぱり富山は良い所だわ!」って改めて

大丈夫かいな??

2025-05-07

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左奥に「剱岳」

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 連休中も、多くのご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

毎年恒例GW室堂ターミナルでの入山指導員勤務でしたが、一般の登山者についてはアジア系(インドネシア・香港・タイ等)の登山者が目立った印象でした。

・「スパッツは持ってる」って言うけど、メッシュ生地のローカットシューズ(ジョキング用?)で雪の上行くの? 

・視界の効かない氷点下の雪上を、小屋まで薄いヒラヒラのロングスカートで向かう若い女性??(登山用の着替えは持っていると言うけれど、ザックのサイズ見ると甚だ心配なのですが中身を確認することまでは出きず・・)

・ペラペラの綿パンと小さな暖マットでテントで寝れる???

等々・・「大丈夫じゃない?」外国からの登山希望者?が毎日訪れるのですが・・・お互いおぼつか無い英語での質問~説明のキャッチボールで理解してもらえたのか???なのですが、取り合えず外国人登山者の事故は発生は有りませんでした。

K指導員の、懇切丁寧で粘り強い説明のオカゲ!??(私にはチョット無理だわ)

GW中の立山・剱岳周辺では大きな事故は発生しませんでしたが、後立山連峰の富山県側(黒部側)での滑落・道迷いの発生で県警山岳警備隊がヘリで救助に向かいました。

現場が現場なので、天候悪化等で救助が上手く行かなければ重大な結果に繋がっていた可能性が・・・

写真は、出勤前の室堂平から見えた「剱岳」ですが奥に見える頂上から富山平野側(右側)に伸びる早月尾根上部の険しさがカッコ良かったです。

帰ってきました。

2025-05-06

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高原バスからの称名滝(滝見台からガラス越しで色が・・)

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 御支援と応援メッセージありがとうございます

先程、室堂勤務から帰ってまいりました。

GWの室堂の賑わい?的なことを次回から書きますが・・・まずは留守の間に溜まった用事を片付けさせてくださいませ。

とにかく疲れました!

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