大きな穴が!
2022-06-27
これだけ暑いと、雪渓の変化が激しいです。
小屋に居ると雪渓の崩壊音が聞こえていたのですが、昨日の朝見たら大きな穴が空いていました。(もっと発達しているはずですが、今現在強い雨なので見に行く気になりません)
雪渓の勾配も急になって来ており、雪渓に穴が空いて暖かい風が抜けて、雪渓の自重で歪みが大きく成れば崩壊が進むことでしょう。
ですが!対岸の地山に付けられた登山道の上には7mほどの厚さの硬い雪渓が残っており、中央の穴に向かってオーバーハングしながら薄くなっています。
雪渓の穴の直下には小さな滝が有るので、もし穴に落ちれば滝下まで15m位は転落することになるはず・・・もし今通過するとすれば、相当の高巻き・藪漕ぎしなければ阿曽原谷を渡ることは出来ません。
あと3週間ほどで登山者の予約が入っているのですが、壁に張り付いて残る残雪は案外長く残ってしまいます。数年前の大雪の年にも、チェンソーで雪を切り込んで階段を作って通過してもらったことがありますが、情報を随時流しますので計画のある方はチェツクしていてください。
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