阿曽原温泉小屋

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だから~・・・。Ⅱ(耳を疑う?)

2021-09-19

写真

午前中のS字峡は透明感抜群

続き

相前後して救助に当たった作業員から会社に無線が入り、幸い遭難者は擦り傷程度で自力歩行できるので、作業員9人と一緒に仙人谷ダムに向けてS字峡付近を歩行中との連絡が入りました。(「下の廊下」核心部は無線不感地帯なのです)

消防防災ヘリ「とやま」からは、燃料の残量からこれ以上飛行を続けると富山空港に帰還出来なくなる恐れが有るので現場離脱して富山空港に向かう旨の無線が入ります。(阿曽原上空に飛来しなかったから、距離の短い立山・剱岳方面経由で帰ったのか?)

更に、本人はテント泊予定で来ており怪我もしていないので、阿曽原に向かいたいとのことで作業員2名に付き添われて向かうとの連絡が入ると同時に、耳を疑う事故概要も入って来て・・。

男性は「白竜峡」を歩行中に、岩にシューズ(ローカットのトレラン用?)が挟まって脱げてしまいシューズが川に落ちてしまったので、ザックを道に置いて岩壁を降りて拾いに行ったのだが、今度は道まで登り返すことが出来なくなっていたところへ、たまたま下流側から白竜峡上流まで草刈りに行っていた作業員が、帰り道で登山道に置かれたザックを見て岩壁の下で動きが取れなくなっていた遭難者を発見救助したとの??信じられない話が入ってきました。

もう少し続く。

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