人間でよかった!
2021-01-12
家の裏の空き地と田んぼは、落差は1ⅿ半位は有るのですが???ほとんど差が無くなって緩やかな雪原になってしまいました。
風雪が強いと、雪面は凹凸を無くすように平らに慣らされて積もってゆきます。
立山の雪の大谷に20mの積雪があるのに、すぐ先の室堂平では大体6m余りの積雪なのは、吹き溜まりの「大谷」と吹きっさらしの「室堂平」だから。
今回の暴風雪で、規模は小さいながら同様なことが家の周りで起きてしまったのです。
右側の雪の倒したアーチ模様は、家の角に吹き付けた風雪が流れた痕跡です。昔からの民家・集落には、防風林として杉・欅・竹等が家の周りに植えられているのが見られるのは生活の知恵?
吹きっさらしの雪原ですが、昨日除雪中に「雄雉」が滑空しているのを目撃しました。
春先になると家の周りでよく姿を見るのですが、厳冬期も家の近くで棲んでいたのだと初めて知りましたが、あの暴風雪を何処で凌いでいたのか?全て雪に埋まってしまったのに何喰っているんだろう?? 雪かきは大変だけど「人間でよかった!」などと改めて思ってしまったのでした。
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