今だから見えるモノ!
2020-12-08
写真は、黒薙「後曳橋」 上流に架かる水力発電所に水を送る「水路橋」です。
奥に見える山の斜面は、針葉樹以外の樹木は冬枯れでスカスカになっています。
昨日も少し書きましたが、葉っぱが落ちたから見えてくるもの。
昨日、朽ちた巨木が倒れて根元から河原までの斜面に砕けた巨木の幹の破片が散乱しているのを見つけました。
老木で自然に朽ちたのか??? 最近「ナラ枯れ」 被害のニュースが富士山麓等あっちこっちから聞こえてきます。
黒部でも10年ほど前に「ナラ枯れ」被害が広がって、沢山の立ち枯れの木が目立っていました。
「カシナガキクイムシ」に喰われた巨木が~枯れて~朽ちて~倒れる!
被害に遭った木が同じ時期に朽ちて倒れ出すので、山腹の崩壊・沿線の線路や発電施設等への被害・大雨時に一気に大量の流木が発生したり等々、あんまり良いこと無いのですが・・・。(枯れて数年後の枯れ木には、天然ナメコが大量に出てくれるのですが)
黒部の山は大きくて藪が濃くて、夏場には見え辛いモノが沢山あります。
「今だから見えるモノ」に注意を払って想像することは、災害予防・事故防止に繋がるはず! どこの世界にでも通じる話しだと思うのですが???
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