4分後!
2019-08-18
先のページの写真を撮ったのが7時27分でパソコンに取り込んでいたら、7時31分に「グワワ~ッ」って音が二回して。
今年は雪渓のボリュームが小さかったので、小屋を揺らすほどのパワーは無かったですが雪渓上面から谷底までの高さは10m以上は有ったはずです。
去年の崩壊は8月29日ですが、崩壊したブロックの量が全然違います。
去年の崩壊時の記事 (今年の少なさが分かるかと)
ありゃ、動画で撮影しておけばよかった!って思っても後の祭りですが、前ページ&去年の写真と比べて見る事で崩壊の規模が分かってもらえるかと。
崩壊直後の破断面は、純白と言うか眩しくて!しばらくすると、雪渓上の腐葉土などが解け出した水と表面を伝って汚れ始めます。(今だけのスペシャルな白なのです)
崩壊して谷底に積もったブロックは、どんどん解け出して数日で無くなります。向かって左側に残って岩壁に引っ掛かった形で残った巨大なブロックは、そのまま残ってだんだん小さくなって行きます。(時には割れて転がる事も)
人間には太刀打ちできない自然の営みを、間近で見る事が出来て「ある意味幸せ者」なのかもって思ってしまいます。(些細なことは気にせずに笑い飛ばせているかも!って、その分譲れない所には必要以上に声を出しているかも・・・?それで良いのか?と思う時も有りますけど)
「自分は・・・」「世の中は・・・」とか言って、イジイジしている人は山に来れば??? そんなこと、どうでもよくなるかもよっ!
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2019/08/n20190818b.html