黒部エリアの他の登山道について。
2019-07-17
1.白馬岳~祖母谷温泉・唐松岳~祖母谷温泉について
先週6日~8日にかけて、登山道パトロールに宇奈月方面遭対協メンバーが行ってきました。どちらも、倒木が多かったのですが崩壊・欠落等もなく、とりあえず通れるようにして来ました。(避難小屋も雪囲いを外してきました)
しかし、本格的な草刈りは、梅雨明けを待ってから白馬線・唐松線と順次行う予定です。前回も書きましたが、黒部エリアは草の濃さが他とは違います。
また両コースは利用者が少なく、一昨年・昨年と二年続けて行方不明事案が発生しましたが、目撃情報が集まらず・・・。(一件は不明のまま、利用者が少ないコースに単独で入るのはお勧めできません)
ほとんどが下山に使われますが、どちらも長大なコースで疲れて来た頃に標高が下がるに連れて藪の伸び方も激しくなってきます。唐松線は加えて北向き斜面の四十八曲がりは特に滑りやすく消耗させられます。(北向き斜面ということは・・・「きのこの山」なのです!)
両コースとも、大仏が中心となって草刈りを頑張ってくれていますが、限られた予算のなかでの整備です。(業者に委託したくても、あまりの仕事量に受けてくれる所は無いかと!)
草刈り終了前は大変歩きづらいのを覚悟して、終了後もコースが長いのは変わりませんので相応の覚悟を持って歩いていただかないといけません。
2.僧ケ岳(宇奈月コース)
五月末に、遭対協がパトロールを終わらせて順次伸びてくる藪に合わせて草刈りを進めております。先週には、烏帽子尾根との合流点から下部の草刈りがか終わっています。
平日でも、県外ナンバーの車が結構来ているようです。(この時期に咲く「シラネアオイ」目当て?)
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