関電・黒部ルートの一般開放報道について!
2018-08-28
一部マスコミに、関電・黒部ルートの一般開放問題が進展しているかのような報道が有りました。
ネット上でも「電車で阿曽原に行けるのかな?」みたいな事を書いておられる方がおられます。
報道をよく読むと、何にも決まっていないのでは???と思えるのですが。
阿曽原HPトップ下に、去年作成した「立山・黒部世界ブランド化についての意見書」 「関電黒部ルートの利用方法についての私見」の中に書いておきましたので読んでみてもらえれば幸いです。
安全管理対策については、協定締結時とは全然レベルが上がっています。 対策には、莫大な費用と時間が必要になるのですから!
万が一、問題をクリアして一般開放になったとしても、阿曽原での乗降車は無理どころか、途中下車すら無理だと思います。
映画「ホワイトアウト」を覚えておられますか?ダム・発電所等の施設は御硬く言えば「重要防護施設」なのですから、一般人が勝手に動き回られては事業遂行の邪魔になるのは目に見えていますもの。
と言う事で、阿曽原が観光客で溢れる等と言う事も無いと確信しております。
この話を書き出すと終わらなくなるので、トップページを覗いてみて下さい。
※昔の映像(DVD)
阿曽原小屋には、昭和29年秋に撮影された下の廊下を遡行した時の映像「絶瞼 黒部十字峡」が有ります。
このページの、写真の鉄橋がまだ建設されていない頃のものでカラー映像です。
いい加減な解説や、わざとらしいヤラセ(脚色?)の部分も有って苦笑い部分も有るのですが、貴重な映像には間違いありません。
ご希望が有れば、小屋のテレビで見て頂けますので遠慮なく申し出て下さい!
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/08/n20180828b.html