阿曽原温泉小屋

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慌てず騒がず!

2020-04-22

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知らんぷり。

先日、小屋平ダム近くで群れていました。

私を見て騒いで逃げ出す奴もいますが、この子は私が近づくと最初は首を傾げて逃げる素振りをしましたが、こちらも同じように首を傾げてゆっくり近づくと、ヤワヤワ擁壁の上まで登って知らんぷりしてました。

前にも書いたことが有りますが、サルに遭遇した時には最初に怯んだり驚く素振りを見せると奴らは脅しに掛って来ることが多い様な気がします。(って、私だけかな???)

何があっても、山に行けなくても、サルが現れても、仕事が無くなっても・・・? 慌てず騒がず前向きに!

ガマンです!

2020-04-22

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フラッシュで少し薄い色になってしまいました。

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、日本山岳ガイド協会等の山岳関係の4団体は 「事態の収束まで山岳スポーツ行為を厳に自粛してほしい」 と呼び掛ける声明が21日までに公表されました。

以下のリンク参照してください。

<山岳四団体声明>

<公益社団法人日本山岳ガイド協会当面の事業について >

<山梨県知事協力要請>

各山小屋それぞれに対応を告知しているところですが、当面の間はガマンよろしくお願いいたします。

※ちなみにガイド協会文書にある常務理事 佐伯岩雄ちゃんは山岳ガイドで、いつもお世話になっている富山の山道具屋の主人でもあり、宇奈月民間山岳救助隊のメンバーでもあるのです。

山小屋も営業出来ませんが、実は山岳ガイドさん達も仕事になっていないのです。

桃原!

2020-04-21

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マダラもキレイでしょ。

この桃ノ木は、一本の幹からでも「赤」「白」「赤・白混合」と花の色に変化が出る珍しい樹種と聞きました。

この広場横の宇奈月ダムに続く道路は、桜並木になっていて桜の花が終わった後に桃が咲き始めます。

ウイルス騒ぎが治まったら、見に来てくださいな。

黒部にトラブルは付きものなんだけど・・・。

2020-04-21

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桃は花盛り!

宇奈月温泉は、トロッコ列車もホテル・旅館も運休してしまい寂しいものです。

航空便は台湾・中国から富山空港への便は運行休止期間が延長され東京便も一日一便となり、北陸新幹線も指定席予約が4%とか人の移動の自粛が呼びかけられて、全国の観光地はどこも同じでは?元々人の少ないエリアなので本来の姿なのかもしれませんが・・・。

昨秋の台風被害での交通機関の混乱・今回の疫病等、数十年に一度災害?が発生するとすれば・・・山小屋の経営スタイルは、このままで良いのだろうか?等と考えてしまうのですが・・・。

今までは、その度に行き当たりばったりですが何となく乗り越えてきたのですが・・・トラブルって、こんなに度々有るものなの??

特に黒部は洪水・大雪・崩落等、天災も漏れなくついて来るので世話の掛かるエリアなのですが、でもそれがあるから訪れる人を感動させてくれる「黒部峡谷」なのであって、そのサポートするのが我々の仕事の遣り甲斐になって、行き当たりばったりだけど結果として次も頑張ろうという事になって来た様な・・・。

※ミニ知識

宇奈月は、昔「桃原」と呼ばれていた名残で桃にちなんだ地名やホテルの名前も残っているのです。(去年「ももいろクローバーZ」が来てくれました)

写真は宇奈月温泉駅の黒部川を挟んだ対岸の広場ですが、数年前に関西電力から提供を受けた桃の苗木を地元関係者で植樹したのですが樹高も花数も順調に育っています。(右手前の赤い花の枝と、隣の白い花の枝は同じ幹から伸びているのです)

雪崩デブリが・・・。

2020-04-20

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鐘釣駅対岸のデブリ。(通称:万年雪なんだけど・・・)

鐘釣の万年雪として秋まで残る残雪なのですが、今年はデブリの広がり・厚さが全然少ないです。

雪の降り方・斜面に残る残雪・デブリの出方等々、その年その年で違うのです。

今年の雪は。

2020-04-20

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中央左側に、水平歩道の白いライン。(欅平駅より)

春先は道に残った残雪があるし、山腹の樹木の葉っぱが開いていないので水平歩道がよく見えます。

写真はカスミが掛かっていてスッキリしませんが、志合谷と折尾谷の間の尾根の山腹です。(小太鼓の先の涸れ沢が、写真右側の白い雪の縦ライン)

今年は暖冬だったので標高の低い辺りは極端に雪が少ないのですが、黒部峡谷は標高1,000m辺りから上部にはそれなりに残雪が残っています。(春先になって、次々と寒気が入って来ていたのも一因?)

ただし峡谷鉄道沿線を見る限りは、大規模な雪崩は発生しておらずデブリの量はかなり少ないです。

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