下の廊下は、まだまだ通れません!
2022-09-19
写真は「黒部別山谷」出合の登山道ですが、人間の大きさと比べると雪渓のボリュームが判ってもらえるかと!
この先、岩盤から雪渓がドンドン離れてゆくのでハシゴでも架けないと登れませんし、登ったとしても降りられませんから。
以前にもハシゴを使って通ったことがありますが、雪渓が融けるに従いハシゴを架ける位置を調整しないと不安定になったり、超怖い「水平ハシゴ」になったりするので阿曽原からチョイチョイ通って調整したことがありました。
黒部別山谷は、阿曽原から黒部ダムの中間地点にあり通って調整するのも一苦労なのです。(Webアルバム の中に、昔の写真が残されています)
そもそも黒部ダムから黒部別山谷までの「上半」の丸太桟道は、雪の重みでほとんど壊されているので修復しないと一般の登山者は歩けませんし「下半」の作業は別の業者さんが仙人谷ダムから黒部別山谷まで作業を進めていますが、やはり大雪などの影響で整備が遅れています。
ならば何時から通れるのか?となるのですが・・・整備はやってみないと正直判りません!天気が悪ければ作業に入れませんし、丸太がデポしてある場所に高いところだけが壊されている訳ではありませんし。
今の現況では、取り合えず十月初旬の開通は無理であろうと予想されますので、御予約を入れておられる方々は「キャンセル」「計画変更」の連絡を御願い致します。
今日も大仏達は、台風の影響で気温30℃超えの中を作業に向かってくれています。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2022/09/n20220919a.html