天女降臨???(ありがとうございました)
2022-09-15
昨日は警備隊の訓練隊員以外は、一般宿泊者は愛知からの初見参だけど阿曽原に興味津々的?な単独男性と静岡の馴染みの獣医さんと京都の一寸した知り合いの?単独女性の三名、相変わらずのノンビリモードでした。(知り合い率が高いのです)
夕方に唯一のテント場利用で、福井県からの短パン姿の(紫色のランニングパンツ)旦那さんが69歳の御夫婦が「風呂に入りたくて来ました」って受付に来られました。
少し話しても「実直」そうな人柄が伝わって来て、風呂に・・・って言葉の通りで男女別に一度づつ入りに行かれた後に、小屋の夕食時間と朝食時間にはお二人で入りに行かれていました。
御夫婦は朝風呂から帰ってから、ゆっくりと朝食をとられた後に私がキャンプ場の水場に用事で行った時に「ザッザッ・ゴシゴシ」って音がキャンプ場のトイレの方から聞こえてきました???
テントには奥さんの姿しかみえず??「もしかして、お父さんトイレ掃除してくれているの?」って尋ねると「気持ちよく使わせてもらったから、キレイにして帰らねば」みたいなことを言って掃除しにいかれたらしく、トイレから出て来られたお父さんに「すみません。私の仕事なのに、ありがとうございます。」とお礼をして小屋に帰りました。
お二人はテントを撤収してから、ワザワザ小屋まで上がって来られて「来てよかった~」等々、喜んでもらえたみたいなお話しをしに来られました。(こちらこそ、恐縮させられております)
話しの中で「私が、マラソンやりたい!百名山登りたい!秘湯巡りしたい!ってワガママを言うたびに、だまって着いて来てくれて・・私にしてみれば天女様みたいな嫁なんです」みたいなことを御主人が一生懸命話されて、横で奥さんは控え目にニコニコ恥ずかしそうにしておられるのがイイ感じで・・見ている私が照れ臭くなるほどステキな御夫妻で、朝からホンワカ温かい気持ちにさせていただきました。(こんなの有るから山小屋の仕事って、やめられないのです)
※「トイレ掃除」は小屋のスタッフの仕事ですので、くれぐれもお気遣いなさいません様に!
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