阿曽原温泉小屋

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7月27日朝現在の登山道情報(手間の掛かるのが黒部です)

2022-07-27

写真

阿曽原谷の雪渓は小さくなり穴も開きました!(猛暑の今年でもこの標高で残るって)

1.水平歩道

通行困難にしている折尾谷の残雪は、まだ状態が悪いままです。

残雪については、29日か30日に私が現場にツルハシを持って行って氷を叩き割ってルート工作できるかやってみます。(泥や小石が残雪に混ざっているので、チェンソーが使えあない)

欅平までの他部分については、未整備部分がありますが草刈りも進んで来ており慎重に歩いて頂ければ通行出来ます。

2.東谷出合い吊り橋

朗報です! 東谷出合い吊り橋の復旧作業が、来月中旬過ぎに始まる方向であるとの情報が入って来ました。(関西電力さんの、素早い対応に感謝です)

ただし吊り橋の復旧工事が終了してからでないと、「下の廊下」(旧日電歩道)下半の黒部別山谷~仙人谷ダム間の歩道整備に入れませんし元々残雪が多い年なので、全線開通時期については今現在の時点では答え様も有りません。(損傷については、雪崩の直撃を受けたみたいな・・・)

※手間の掛かるのが黒部なのです!

先のページで、草刈りが大変だと書きましたが・・・降雪量が多く急傾斜の渓谷では大規模な雪崩が発生してしまい、大量の残雪が残ったり構造物が壊されたりと・・・とにかく整備に手間の掛かるエリアなのです。

予約の電話で、10月でも残雪が有って・・って説明すると驚いておられる方がおられますので、参考までに 阿曾原温泉小屋Webアルバム の以前の写真を調べてもらえば、なぜ年間に1ヶ月ほどしか歩けない場所なのか分ってもらえるかと!

それだけ危険で特別なエリアに入るという事を理解したうえで入ってください。

(三年前に、11日間で5件の転落死亡事故が発生しているルートです!)

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