阿曽原温泉小屋

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だから~・・・。Ⅴ(面倒臭いけど?)

2021-09-20

写真

日電歩道を塞いでいた、大きな倒木(黒檜)が処理されていました。(年輪の緻密さを見て!)

続き

でも、間違った事・無謀な事は事故に繋がる訳だし、その場で指摘し限度を超える様な行動については強く出なければならない時もあると考えています。

何故かと言えば、私は今まで遭難者本人の苦しむ姿、死亡事故時の同行者・御遺族の狼狽・後悔・泣き顔を沢山見て来たから! 

その場で強く指摘するのも、山小屋を預かる者の務めと考えています。(皆さんも、思っていても口に出さないだけの事もあるはずでは?)

本人へ言い聞かせて反省を促すのはもちろんですが、裏返せば叱る側の自分も「なにを偉そうに!」みたいなことを陰で言われてしまうので、叱った分が自分に帰ってこない様に面倒臭いけれど自分を律してゆかないとなりません。

ならば、そんなに強く出なければ楽なのに?と考えるのですが・・・でも案外、外野で見ている人が後から小さな拍手を送ってくれたりもしてくれています。(今回も宿泊していた女性が、最初は声の大きさに驚いていた様ですが、後から小さく労って頂きました)

自分でも「そのうち失敗しないか?」と心配はしているのですが・・・歳を重ねてだんだん「面倒臭い昭和の頑固親父」になりつつあるのかも???

おしまい。

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