白馬線は、草刈り終わりました。
2022-07-29
★白馬岳~祖母谷温泉線情報
昨日夕方、大仏達が草刈りを終わらせて無事に祖母谷温泉に帰って来ました。
7月第一週に大量に残って心配されていた、百貫コル~名剣沢間の枝沢の雪渓は無くなっていたそうです。(草刈りが終わったけれど、稜線でコロナ感染者が出ているそうで・・・)
※折尾谷同様で、融ける速度が予想以上に速いのですが・・・「下の廊下」の残雪の消え方も同じかと言えば???地形・デブリの形状・圧倒的な雪量・融ける時期等々別物ですので、早とちりせずに9月中旬頃に実際に人間が入って見て来れる様になってからの予想であり判断となります。
写真は阿曽原谷の雪渓ですが、雪渓が分断されている箇所の左側岩壁に滝が流れています。
水流と飛沫で早く穴が空き始めるのですが、雪渓の崩壊面の厚さを見ると大量の雪が運ばれて来ていたのが判るかと。
そして崩壊地点右側には岩壁が剥き出しになっていて、岩が温められた輻射熱で右側からも雪渓が融かされてゆき細くなって崩壊しました。
別物というのは、阿曽原谷の様な南向きで急斜面の雪渓と「下の廊下」の雪渓とは残り方も融け方も崩壊の仕方も違うからです。
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