阿曽原温泉小屋

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感動出来る場所!チューことは・・。

2022-04-10

写真

白馬岳方面は、まだまだ白いです。

昨日の北日本新聞に 「称名滝遊歩道で雪崩・・」 との記事が載っていました。

称名道路奥のレストハウスから滝展望台までの 遊歩道上部 で、雪崩が発生して落石防護壁を破壊し遊歩道を超えて川床まで届いているのが確認されたとのことです。

付近は未だに3mほどの残雪が残っており、被害の全容確認が復旧が出来てはいないがゴールデンウイークまでには復旧する見込みは無いとのこと。

以前もレストハウス下の駐車場施設が、対岸からの雪崩で破壊されたことがあったと記憶しています。(川床に近く広々と平らな場所なので「どこから来た雪崩?」と驚かされました)

十数年?数十年?に一度は雪崩被害に見舞われているエリアということになります。

今回も太い倒木が雪崩で運ばれて来ていると記事にありますが、樹木がそこまで成長するには相当な年月が経っているはずです。裏返せば、相当な年月雪崩れが発生していなかった場所で発生した大規模なものかも?(上部で倒れて下部まで運ばれて来ていたのかもしれませんが)

新聞の写真を見ると、発生した斜面には大きな樹木が見られないので雪崩が毎年発生して樹木が育とうとしても毎年薙ぎ倒されていたのだろうと想像もできますが、いつ頃作られたのか確認出来ませんが「落石防護柵」が今まで破壊されていなかったのだとすれば・・・今回の雪崩の威力が想像出来るのでは?(今回の雪崩で、付近の樹木が倒されているとすれば、この斜面は「道」が出来てしまい来年から更に発生し易くなるかも?)

黒部峡谷も同様ですが、観光シーズンに乗り物でポンと到着してしまうと分からない話なのですが、どちらも深く険しい谷底なんだから雪の降り方によっては強力な雪崩が発生してしまう証拠というか「危ない場所」になり、管理が大変なエリアという事なのです。(落石が降って来るのも、山が急峻で険しいから!前回まで書いてることも通じます)

裏返せば「雄大な大自然に触れて感動できる場所」になるのですが・・・保全と利用という大問題も付いて回るチューことなのです。

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