モデルケース???
2022-03-29
昨日は、宇奈月国際会議場セレネで「欅平・祖母谷温泉間道路管理組合」総会に出席。
私には直接関係ない方面の話なんだけど、副会長職を当てられて・・要は利害関係にある関係者だけでは、どうしても「言いにくい事?」が出て来て・・直接関係がない私ならば「言いにくい事?」をブッチャケ話してしまうので??ある意味大岡裁き?を期待されての当て役と理解して引き受けています。(会長は副市長なんだけれど、毎回この日は忙しいらしく?ここ数年は私が議長をしてます)
今シーズンは、お伝えしている通りの大雪で欅平~祖母谷温泉間の道路にも雪崩で運ばれてきた大量の残雪が残っていると予想されています。
訪れる方々に、黒部峡谷の迫力ある風景と祖母谷から送られて来る温泉を楽しんでもらうには、なるべく早く除雪を終わらせて~山腹点検して~道路整備を済ませて~引湯管の整備になるのですが・・・。
特に名剣温泉から先の 「雪崩沢」 は、重機で除雪するにしても気温が上がり融雪が進んでから進めないと手間と費用が掛かるばかりだけでなく、残雪の崩壊・落石等の危険度も大きくなりますので無理は絶対にしてはいけないと話して来たところです。(雪崩が集まるという事は、落石も集まるチューことです)
ちなみに国立公園内で、こういった管理組合を作って歩道の管理をしている例はないのではないかと???
昨年辺りから国立公園内の登山道の管理方法についての議論がされて来ているのは御存知かとおもいます。
国立公園といっても、地域によって事情・歴史・経緯等が違うので一概に言えませんが、我々が行っている管理方法も「モデルケース」になりうるのではないかと個人的には考えています。
ただただ「予算を付けてくれ」と役所に要望するだけではなく、役所と現場に居る者が一緒に考えて実際に動く形が、周りからの理解も得られて理想なのではないかと考えるのですが???
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