登山道情報!(今後の整備方針等)
2019-10-05
1.整備方針
作業員と熊との遭遇事案をお伝えしましたが、その関係で登山道整備が中断しております。(このままの状態で、シーズンを終える方針みたいです)
先にお伝えしましたが「下の廊下」の整備は、ほとんど終了しており「黒部別山谷~白竜峡」「作廊谷出合~半月沢」の二区間の手摺番線の張り込みが未整備となっておりますが、慎重に歩いて頂ければ問題なく歩ける程度となっております。
極端に高い所が苦手な方は、中止にされた方がいいかと!
2.熊対策について
水平歩道の送電線巡視路への入り口にある木製の標柱は、ほとんど熊にかじられています。
昨年は、水平歩道横の立木に有ったスズメバチの巣が熊に食べられていました。
今までも、人見平・作廊の合宿でも目撃されて来ました。
大仏も、十字峡手前で出くわしたことが。
一昨年は、小屋を留守にしている間に小屋の近くのミズナラの木に熊棚が作られていたことも。
等々、今まで熊の目撃情報が少なかっただけで、元々が生息域なのですから冬眠前にウロウロ餌を求めて歩き廻るのは当たり前かと・・・
ただし今年はブナの実が不作との事で、熊も餌の確保に必死で人の気配のある登山道にも姿を見せているのでしょうか?(人里での目撃情報が多数あるのはそのせい?)
黒部に限らず山に入る時には、念のため熊が人の気配を感じやすいようにしてあげる工夫をして入山する事が必須かと。
3.写真は、黒部別山谷を右岸登山道から見下ろしたものです。
弱い雨ならば簡単に飛び石で渡れますが、強い雨が続くと増水して渡渉する事に成ります。
の話を以前書きましたが、昨日の強い雨の中を通過して来た方は「脛」までの流れの渡渉だったとのことでした。
危険を感じたら無理せずに、小降りになるのを待って減水した時点で渡渉する等の対応をしてください。
4.続報
大仏が昨日作った「青唐辛子」! 一切れ食べましたが強烈過ぎて口の中が痛くて痛くて・・・こうして書いていても顔面から汗が滲み出ます。
熊撃退には、「唐辛子スプレー」が有効と聞いたことが有りますが・・・熊避けにならないかな~っ???
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