下の廊下情報!
2018-09-13
昨日、黒部ダム~オオへつり(黒部別山谷手前)まで行ってきました。
今年は、とにかく天気が悪くて思うように作業が進まないのです。 そんな中でも頑張って進めてくれていました。
写真の作業現場の先に「高巻きハシゴ場」が有るのですが、全壊しており作り直すのに最低3・4日は掛るとのことです。
他にも、手摺り番線の張替え・道に溜まった土砂の除去などにも数日掛かります。
天気の悪い時には出来る作業ではありませんので、この先の天気回りを考えると22日からの連休に取り敢えず歩ける程度の整備が終わるか???となってきました。
また、仙人谷ダム側からの整備業者の情報はまだ入っておりません。(先週は、十字峡まで行って来たとのことでした)
予定を立てておられる方々には、歯がゆい進捗状況となりますが「安全作業が最優先」です。引き続き、随時このページでお伝えしますので確認してください。
今回は、地元のチューリップテレビの「下の廊下の登山道整備」(大仏達の仕事ぶり)の同行取材でした。
現場まで6メートルの丸太を危険な道を運んで、岩壁にザイルでぶら下りながら、ドリルで岩盤にアンカーを作り丸太を使って桟道を作っているところをビデオカメラに収めて来ました。
改めて、登山者のために毎日険しい道を通って大変な作業を続けてくれているメンバーには「ただただご苦労様!」でした。
先のページで「そもそもこの仕事は何のための仕事なのか?」って書きましたが、登山者のためにそれぞれの立場で何が出来るのか?
登山道整備・パトロール・救助体制・宿泊施設整備・環境保全等々、安全・安心に山を楽しんでいってもらい「ありがとう!」と喜んで帰ってもらうこと。 そのためには、関係機関が一体となって対応してゆかねばならないと改めて痛感してきました。
※仙人温泉源泉下の橋について!
9日に、大仏と王子が仙人谷に架かる丸太橋を作ってきてくれました。(現場まで、番線・アンカー・ドリル等、重い資機材を担いで行って雨中での作業でした)
この先、仙人池の紅葉を見に来られる登山者の方には一安心ですが、上流部の渡渉ポイントは増水時には注意が必要です! 仙人池ヒュッテさんのスタッフが、ちょいちょい状態を見に行ってくれていますので、必ず立ち寄って確認してきてください!
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/09/n20180913b.html