おめでとうございます!
2018-09-13
九日は、富山市内で盛大に執り行われた「叙勲祝賀パーティー」に出席してきました。
山岳警備隊の元隊長を務めておられた方で、思い返してみれば私が警備隊員としての初出動した
・ゴールデンウイークの雄山神社裏から滑落した遭難者を、天候が崩れだしてヘリコプターのフライトに間に合わせるために二人で走って収容した。(初の死亡事故事案でもありました)
・私の、初めての本格的な冬山遭難救助活動となった、赤谷尾根から剣岳に向かった「大学教授と双子の息子の行方不明」息子達は現役の京大・阪大生で、当時はかなり注目を集めた事案でした。吹雪が続き、「小窓のコル」で二日目から七日目までテントに閉じ込められて・・・、24時間交替で、降雪で潰されそうになるテントの除雪をしながら生き延びた時?も一緒でした。
県警ヘリ「ツルギ」の導入や隊員の訓練中の殉職事案後の体制の立て直し等々、大変なご苦労をされて来られた方です。
会場では、懐かしい顔を沢山見ることも。
先日、ℍ7水害時に県警ヘリ「ツルギ」の救助を断った話を書きましたが、その当時の機長(元航空隊隊長)にお会いして。
あの現場が、初代「ツルギ」の最後の現場だったと、しみじみ語っておられたのが印象に残りました。(現在は三代目)
山岳警備隊員も県警ヘリ「ツルギ」も、人員も機体も更新されてきていますが、それぞれが現場で頑張ってきたし思い入れがあるし、いい仕事に携わることが出来たと思えるのだろうなと。
現役隊員達にあっては、先輩達の頑張りと苦労があっての今の体制であることを思い起こし「そもそもこの仕事は何のための仕事なのか?」を肝に銘じて頑張っていってもらいたいものです。(説教ジジイと言われそうですが・・・)
パーティー!出席させていただき、よかったです。 改めて、「おめでとうございます!」そして「ありがとうございました!」です。
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