ヤッパリ雪が柔らかい?
2022-09-09
昨日、佐伯岩雄ガイドは撮影隊を引き連れて欅平に下山してゆきました。
暇な時期だし、毎晩情報交換?しながら「利き酒会」していたのですが・・その中で「もう剣沢雪渓の長次郎谷出合の雪渓に穴が開き始めた」との話が出ました。
さっき真砂沢ロッジへ電話して、登山者の動きを確認がてら雪渓の状態を聞いてみたところ「雪渓に穴が開き始めたけれど、問題なく迂回できている」とのことでした。
そして融雪のペースが異常に速いとも話していたのですが、「今年の3月に室堂の積雪調査に入った時に、例年ならば目立つ氷の層がほとんど無かったのが雪渓の柔らかさに関係あるかも?」・・そういえば立山・黒部アルペンルートの、雪の大谷の積雪量が多かったのに氷の層が見られなかったのを思い出しました。
仙人温泉直下の雪渓も昨年よりズ~ッと早くなくなったし・・・。
降り積もる新雪・雪崩で運ばれるデブリの雪・気温変化降雨量等天候条件等によっても違いは出てくるはずですが・・・やはり「柔らかい!」って印象です。
毎年山の勉強させられている阿曽原ですが、信頼できる仲間と勉強会(利き酒会)するためにはヤッパリ・・。
貴重な「林」の一升瓶は大仏から岩雄ガイドへの差し入れ、ジャックダニエルの1.75ℓ・1.2本分+ターキー1ℓ8割+ターキー・ライ700mℓ8割+当然ビールと焼酎各種が・・。(岩雄ガイドは優しいので、大仏が帰って来た時にターキーとターキーライが無くなっていたら悲しむだろうと少しずつ残してくれて・・これも信頼関係??)
今回の撮影隊は、天候にも恵まれたし小屋も宿泊客がほとんどいない時期で少々勉強会しても迷惑にもならなかったし・・・後は「編集で、いい番組に仕上がるだけ!」楽しみに待つことにします。(詳細が決まれば、皆様にも御知らせ致します)
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