勉強させられてます。
2022-08-26
今朝起きたら、阿曽原谷の雪渓の状態変わっていました。
上部の穴の周りの雪が落ちてしまい、バランスが崩れてクラックも拡がった様に見えます。
スノーブリッジの下部の厚さはかなり薄く見えるし、上部の半分欠けた穴から下は窪んで低くなっているようにも見えるので全体に薄くなっていることが想像できます。
これからブリッジ部分が崩落して、両サイドの岩壁に乗る形になってスノーブリッジの橋脚部分のブロックが遅くまで残ります。
特に向かって左側の大きなブロックは、崩壊を繰り返しながら小さくなってゆくのですが・・しぶとく残ります。
毎日小屋からスケールの大きな変化を見ているスタッフ達は、知らない間に腹の座った人間になっているのではないかと???
というか雪渓の変化を観察しながら考察するようにしていますが、残雪量・冬場の「ホウ雪崩」の有無・表面に被る土砂の量・気温・大雨の有無等で毎年大きく違うのですが、違えば違ったで雪渓の変化にどんな違いが出て来るのか???毎年勉強させられてます。
阿曽原谷の雪渓・増水量の変化で、登山道の状態を推察する参考にしています。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2022/08/n20220826b.html