高巻き桟道は面倒ですが・・・。
2019-08-28
去年に比べると、壊され方が優しいです。
前にも書きましたが、この場所は「歩道が有るのに、何で高巻き?」と思われるかもしれませんが、数年前のシーズンオフの時期に上部で大きな落石が発生したらしく、その際に歩道の路肩に激突した衝撃で歩道の基部にクラック(割れ目)が入ってしまいました。
岩盤全体の質量に比べれば、人間の二人や三人が乗っても崩落するとは考え辛いのですが、毎年クラックが拡がっているのが見て取れるので「とても気持ち悪い」のは事実です。
大仏リーダーのもと毎年修復される「高巻き桟道」(作品)ですが、横着せずに高巻きをしてやって下さい。
いっそのこと自然崩落してくれて、ベースの岩盤が出てくれればアンカーを打って短い桟道を作れそうなのですが・・・。
長い長い年月を掛けて険しくスケールのデカい黒部が作られて来たのだから、こんなクラックなんて微々たるモノなんでしょうね。
今年で、水平歩道の欅平からの建設着手から99年目です!
が、黒部が出来上がった年数からすれば「瞬きする間にもならない時間」って思うと、目の前のことだけ見て「アーダ・コーダ」言っているのが???ってなりませんか?
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