阿曽原から一時間半余り! 滝の手前を飛び石で渡りますが、増水時には注意が必要です。確実に水の補給が出来て、休憩場所に最適地です!
豪雨時には、左岸側の入り口から隧道内に水が入り込む事があります。水抜き穴が、こちら側の入り口の右下あたりにあります。穴が詰まると、胸下まで水が溜まる事がありますが、水が溜まっていたら、隧道入り口に置いてあるバールや測量ポール等を利用して、隧道内の階段下右側の壁にある穴を突いてみて下さい。(右岸側にしか水抜き穴はありません。外側から突っつくのはは危険です)
隧道に入って階段を下りたところの、右側壁下部に水抜き穴があります。 ということは、下流側から来た登山者は水が溜まっていたら・・・???ズボンを脱いで、荷物を頭上に掲げて来られた登山者が、平成5年から今までに2人おられます!
この辺りから下流谷底に、欅平の駅が見え始めます。駅が見える場所からは、携帯電話が使えます。
よくこんなところに、道を作ったものです。ここら辺りを映して、某テレビ局の番組で、「日本一危険な温泉」に阿曽原温泉が目出度く選ばれました???
数メートル入ると、真っ暗闇です。トンネル内は、天井が低く曲がっているので、ライトは壁や天井にも当てながら進むのが、タンコブを作らないコツです。以前は、水が溜まっている場所がありましたが水抜き穴と側溝のおかげで、靴底を濡らす程度ですが、大雨が続くと天井から漏水します。(トンネル内、阿曽原寄りに旧の出口があり、水抜き用に残してあります。大部分は塞いでありますが、間違っても出てみようなどとは思わないように!)
あきれるくらい、真っ直ぐです!対岸に見えても、谷を回り込むので時間がかかります。
岩をくりぬいたルートは足元だけではなく、頭上にも注意が必要です。ちなみに、写真左側に黒く垂れ下がっているのは、道がくりぬかれる前に、丸太を吊って足場にしていた番線(針金)です。
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