仙人谷出合と、雲切新道へ向かう登山道。みんなが怖がるハシゴが見えます。
この辺りは、道から河床までの高度感の有るところです。
巨岩はどこから来たんでしょう?
この辺りは、10月中旬以降です。体育の日の三連休は、黒部ダム付近が(標高1500メートル以上)見ごろで、下の廊下はもっと遅いのです。
覗くときには、ちゃんと足場を確かめてから。
半月沢の左岸から狭い谷を挟んだ対岸。ここで県警ヘリは、道の高さでもう少し谷の奥まで進入して、ホバーリングしながらホイストで救助をやってのけました。 まさに神業!
毎年補修しなければならない場所もあります。半月沢上部の、このあたりで川床まで80~90メートル・ザイル2ピッチ分あります。以前転落した方を、担ぎ上げましたので実測です。その方は、社会復帰されているようです。助かる方は、助かるんですね!
左岸に延々と、歩道が見えます。
川までの標高差は、約90メートル!上流に向かい、徐々に河床が近づいてきます。ちなみに、作郎とは開拓期のガイドの地元宇奈月の下立村の松本作郎氏の名前から取ったそうです。
黒部川本流に劒沢と棒小屋沢が同じ地点で合流している。剣沢の水量に比べ、棒小屋沢が少ないのは上流で黒四発電所に水を抜いているためです。この見晴台には、小さな広場の黒部川側の岩の裏側に踏み跡を降れば行けますが、急坂ですので気をつけてください。
平成7年の洪水までは、ここはイワナの釣り堀状態でしたが、土砂で埋まってしまいました。
川が近くなります。
10月15日を過ぎると、黒部ダムの観光放流が終わり、水量は減りますが透明度は上がります。
奥の壁が、大へツリ上部。
奥に別山谷出合上流の、大ヘツリ付近の道が見えます。
下の廊下の核心部は、河原の石と比べると岩が赤いのがよく分かります。
大変な所に道が作られているのが分かります。
かなり登ります。(下流側)
毎年作り直します。怖がらずに、真っ直ぐ立って!
3年前に、道の岩盤にクラックが入ったため作られました。人間が乗ったくらいでは落ちないとは思いますが・・・安全第一です。
上流側のハシゴ。右奥は元の道。
バランスと岩の出っ張りに気をつけて!
一旦空が開けます。県警ヘリが、救助で河原に降りてきてくれたことがあります。
よく、皆さんが写真を撮る場所です。十字峡から10分下流。
怖がらずに、手すりの針金をサポートに足場をよく見て!
よく確かめて、無理して丸太の上に足を置かなくても岩に置けるところも沢山あります。
シーズン中何人かは、タンコブをこしらえてみえます。前をよく見て、集中力は途切れさせずに!
此処は、一日中ほとんど日の射さない暗く狭く深い谷です。昭和30年代初めまでは、信じられないかもしれませんが吊橋が架かっていた所です。当時の、吊橋を渡るビデオが小屋に有りますので、興味のある方は申し出てください。この場所は、NHK「プロフェショナル」で、山岳警備隊員の紹介番組でも取り上げられた場所です。ヘリから、谷の下部にある白い大岩までホイストで降下して救助活動をした場所です。(近くで見ていましたが、ヘリの操縦は神業としか言い様が有りませんでしたし、危険な場所に降下した隊員も本当に命懸けでした)慎重な足運びと、手摺り番線に手を沿わせていれば、落ちる事はありません!
管理用