阿曽原温泉小屋

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合点ビバーク!

2018-10-14

写真

鹿島槍と谷底の阿曽原小屋

一昨日の夕方、「下の廊下」の黒部ダム側の整備業者さんから連絡が入り

「午後2時に高齢の男性四人が、黒部別山谷からら阿曽原に向かっている。かなり遅く歩いていたけど予約が入っているか?」

それらしい予約は入っていないけど・・・、一応午後10時まで待ってみるが届かないので、夜中に届いた時の為に食堂に布団を出して就寝したが朝までには届かず。 翌朝、警備隊員が上流までの見通しが効く「S字峡」まで様子を見に行くが見当たらず。 

午後早い時間に四人組の男性がテント泊で到着して、昨日連絡のあった人相風体が良く似ているので出発地を聞いてみると「十字峡」とのこと・・・。

見れば、登山歴の長そうな方々ばかりです。 中には見覚えのある方が「前に来て、世話になった」みたいなことを言われても・・・、メンバーを大きな声で注意しましたが、悲しく情けなくなりました。

非常時以外の指定地外での幕営は禁止されているのは、皆さんご存知のはずです。(テレビ撮影等は、環境省・森林管理所・警察等関係機関に届け出を堤出して許可を得ています)

午後2時に黒部別山谷通過とは、周りに心配を掛ける事になります。前にも書きましたが、黒部にはネットワーク的な連携が有りますので何かあると小屋に連絡が入ります。

昨日も、外国人7人グループ(リーダーは外国人男性で白人女性等混合メンバー)が真っ暗になってから到着しましたが、黒部峡谷鉄職員が目撃していて心配して連絡が入っていました。 (遅くに届いてテントを張る場所が無いだろうと、「優しい蕎麦屋の娘」がワザワザ露天風呂に向かう平らな空地へ連れて行ったのですが、キレイに刈ってないないと言われて・・・「遅く届くからですよ」って諭して来たそうです。 エライッ!)

みんなの山です!自分達だけの都合で利用しない様に願います。

 

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