阿曽原温泉小屋

紅葉情報!

2018-10-09

写真

台風25号前の雲!(露天風呂対岸の東谷尾根)

仙人池・池の平の紅葉は、小屋閉めと共に盛りを過ぎたようで。ドンドン紅葉の帯が下がって来ています。

小屋の対岸の東谷尾根・餓鬼の田方面は、西陽があたって温かいせいか遅れ気味ですが、小屋の裏の坊主尾根は日に日に紅葉が進んで来ています。

※個人的に思っているだけで、検証はしていませんが・・・。

黒部川の右岸と左岸の水平歩道の高さ辺りは、紅葉の鮮やかさが違うように見えます。 先に書きましたが、右岸は、西日があたる斜面で温度が下がりにくいのではないかと???(決して汚いとかではなく、鮮やかさの問題です) 左岸は、朝陽が当るだけで気温が上がり辛いから???

ただし、川の近くまで進んで来ると右岸左岸に係らず鮮やかになります!

同じ様に、右岸の山にはキノコが大して出ませんが、対する左岸の斜面では沢山取れます。

祖母谷温泉でキノコが沢山採れるのは、南越沢をはじめ北東の斜面が控えていて、更に黒部本流よりも斜面が緩く倒木がその場に留まり易いからではないかと。(うらやましい限りですが、キノコが食べたい方は秋の祖母谷温泉を御奨め致します

☆勉強しました。

平成8年は大量の残雪で、シーズン最後まで下の廊下が開通しませんでした。

仙人池ヒュッテ・池の平小屋が締まった後は、欅平から時々来るお客さんが少しだけで・・・暇を持て余した私と大仏は、欅平~仙人ダムまでの藪斜面・沢・尾根で入れそうな所は全部入ろうと毎日・毎日藪を漕いでいました。その年は、キノコが大豊作の年で食べさせるお客さんもいないのに・・・採るのが楽しくて!!!

左岸は一通り入って、今度は小屋の目の前の東谷尾根に仙人谷ダムサイトから取り付いて露天風呂の目の前に下ろうと企てました。

東谷尾根の上に出ると、東谷を挟んで黒四発電所建設当時の工事現場廃墟や、尾根上にも測量にでも来ていたのか朽ちた丸太と番線が有りました。ガンガン藪を漕いで、1700mのピーク辺りまで来ると小さな弥陀ヶ原のような感じで熊笹が広がり高原状の地形になり、餓鬼谷を望む尾根に出たところで阿曽原の露天風呂を目がけて下降開始。

1200m位まで来たところで、何やら黒部川から川の流れの音がゴーゴーとして来ます??? 朝、小屋を出た時には仙人谷ダムの放水は無くて、露天風呂直下の黒部川は簡単に渡渉出来そうだったのに・・・。無線で小屋を呼んで、黒部川の水量を聞いてみたら「さっきから放水が始まって、今は渡れそうにない」とのこと。 このまま突っ込んで、一か八かの渡渉をするか! 良い子にして、仙人谷ダムまで藪を引返して帰るか! 放水時の水量の事は大体想像がつき、流されたらどうなるかも・・・。

仕方なく引返すことにしましたが、そのまま下れば一時間足らずで小屋だったのに・・・。口にしたのは自衛隊の缶詰御飯だけで、ヘトヘトになって小屋に帰ったのは夕方五時を過ぎてからでした。

期待したナメコも殆ど採れず、疲れただけでしたが「右岸にはナメコが出ない」という貴重な勉強をしました。

この年は不通のおかげで、欅平~仙人谷ダム間の斜面の概略も実際に入って少し分かったし、随分キノコの勉強(種類も豊富でした)にもなりました。阿曽原で偉そうなこと言ってるようですが、何回も痛い目に遭って少しずつ黒部が解って来たのです。

今日の一言!

山菜もキノコも、闇雲に薮に入れば良いというモノではなーい!

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