阿曽原温泉小屋 Web アルバム

山の仕事
チーム阿曽原は、主に黒部奥山のいろいろな山仕事も依頼されています。
辛く、危険な仕事ばかりですが、一般業者さんでは、安全に出来ない・体力が持たない等の現場が出てくると依頼が来ます。
また、雪崩に埋まった遭難者の捜索に、二ヶ月足らず応援に行ったこともあります。

メンバーはほとんど各山域の民間救助隊員で、山の救助技術・知識・経験・体力を持ち合わせ、特に登山道の整備は、登山者の目線で仕事を進めてくれている熱い仲間達です。
日本中に、凄いクライマーやボッカの強い人間は沢山いると思いますが、チームとして険しい黒部で困難な仕事を、無事故でこなしてくれる彼らは阿曽原の誇りです。

ちなみに、むやみな開発に手を貸している訳ではありません。
災害復旧・登山者等が安全に山を楽しめるため・今ある施設の維持等の仕事は引き受けます。
また、我々を利用して金儲けを企む輩とは組みません。

黒部の山は、みんなのものです! 

みんなの山で、むやみに金儲けするものではないと考えます。
(こんなこと言ってるから、お金は貯まらないんですけど)

世のため、人のため、黒部のため、そして「こんな仕事誰にも出来ないだろう」(誰もやりたがらない?)の自己満足と、やり終えた後の美酒のために奥山で汗と泥にまみれてます。

ルート変更

ルート変更

洪水で削られた道の切り直し。
晩秋に行えば、日没が早く作業時間は限られるが、濃い藪が枯れてルートを見つけやすい。
南越沢での環境省のグリーンワーカー事業にて!

転石除去

転石除去

黒部の山域は谷底の登山道が多く主に雪のずり下がりで、崩れた転石が道を塞いでいます。退けてやると、かなり歩きやすくなります。
道具は、大バールと躰と気合いだけ!
奥はローッエ南壁遠征隊員のヤマちゃん、手前は白馬のムラさん。
森林管理所の予算を、使わせていただきました。

藪こぎボッカ!

藪こぎボッカ!

碍子のボッカは、道だけではありません。
ユマーリングでの藪斜面の登り返し。
志合谷右岸にてダイブツの踏ん張り! 

雲切り新道制作中!

雲切り新道制作中!

仙人谷に橋を架ける前に、上部を切り開いているうちに増水して。

精密測量

精密測量

もの凄く高価な機器を、岩壁の中に据え付けに行きました。

橋が流されて・・・! 

橋が流されて・・・! 

2004年のシーズン直前に、鉄砲水で剣沢二股の吊り橋が橋脚ごと流されてしまい、阿曽原から山を越えて仮設の橋を掛けに行きました。
この年は何度も流されて、三回通って四回も橋を作りました。
手前が、最初に流木を利用して架けた橋です。(そのうねり具合から、ドラゴンブリッジと呼んでいました)
奥が、丸太を空輸してきてから架けた橋です。(ドラゴンの背中は、登山者の皆さんは怖かったみたいで架け替えました)
現在は、しっかりした吊り橋があります。 

崩落箇所の点検

崩落箇所の点検

崩落が通った痕は、斜面が耕されたように荒れ樹木の葉は引きちぎられます。
奥の濃い緑と、手前の斜面の色の違い!
キナ臭さ・泥臭・青臭さが混ざった斜面は、不安定な浮き石だらけ。
少し昔の、小屋主です。

小さな浮き石も。

小さな浮き石も。

見逃しません。
手を抜くと、後から下降する自分に石が降ってきます。
遥か下方に砂防堰堤!

懸垂下降。

懸垂下降。

落石は何処で発生するか解りません。
ほとんどの作業は、初めて人が入り込む場所です。
発生地点を見つけて、落石が走った跡を忠実に調査しながら降ります。
名剣温泉上流(奥鐘山北面)にて、国交省の作業!

いろいろ使います。

いろいろ使います。

黒部は、岩壁と藪がミックスした場所です。
懸垂用の支点は、立木・ハーケン等いろいろ利用します。
この直下から、200メートル以上の岩壁です。
青いザックは、祖母谷温泉のトシ君、彼は元日本レスリングJrチャンピオンです。

黒部川

黒部川

下方に見えます。高度差は300メートル以上です。

剥がし。

剥がし。

ほとんど垂壁での、岩剥がしの瞬間です。 
並んで振り子トラバースしながらの調査中!
手前は、地元ガイドのトミーです。
奥の人影は、K2登頂者のイナバガイドです。
2人とも、映画「点の記」の修験者役・人足役で映ってます。

道の整備と切り開き!

道の整備と切り開き!

写真手前の木道は、重さ2メートルで80㎏のものです。土留め・階段・植生復元等々もやっちゃいます! 仙人峠にて県庁の仕事。
写真中央左上部の白い三角は、H7年の大雨で出来た祖父谷中流部の大崩壊地です。 H9年に現場まで、猛烈な藪の中背尾根経由で祖母谷温泉から管理道を切り開きました。(現在廃道)

碍子運び

碍子運び

水平道では2ケース!(1ケース30Kg強) 
白馬からの応援、二日酔い気味のユキヤス君です。 奥はダイブツです。
1ヶ月掛けて、鉄塔10基分で六百数十ケース担ぎ上げ、交換分も同数担ぎ下げました。
ボッカには、なぜか秋田県の山中から依頼があって出張したこともあります。

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