阿曽原温泉小屋 Web アルバム

雲切新道
2006年に、チーム阿曽原が中心となって作りました。
これまでの谷沿いのルートは、元々雪渓の残り具合によっては事故が多発し、そのたびに阿曽原から救助に出たり(山と渓谷社刊 小屋番三六五日 に一部書いてあります)、雪渓の状態が落ち着くまで毎日人員を送って張り付いていたりと、大変危険で手間のかかるルートでした。
更に、谷筋から登り返したトラバース斜面が崩壊し、高巻き道を作ったものの崩壊が進行してきて整備も限界に近づいてきたところで、山域一帯を猛烈な藪と格闘しながら調査(足かけ三年間)して、現在のルートになんとか道を切り開きました。
ちなみに、国立公園の特別保護区に役所(環境省・森林管理所・県等)がハンコを押して、正式に登山道が作られたのは初めてだとかで、各役所も見えないところで頑張ってくれました。
時間が余計に掛かりキツい尾根だし、道も踏み固められていないため歩きづらく不評のようです。
しかし、おかげさまで事故も激減し、道が原因となる事故はありません。
登山者から敬遠されても、少ないながらも訪れる人もおられるので、そのうち踏み固まってゆけば歩きやすくなるだろうし、なにより事故が無いのが一番ではないかと考えます。
ただし、コースタイムが長くなったのと、後半にきつい下りがこれでもかと続きます。
そして、仙人谷ダムに着いたところで、皆さんホッとするのかそこからの一登りに難儀されておられます。

真砂沢発阿曽原まで一日での計画は、夏場は健脚向きとなりました!

また、入山してから2・3日目に利用される方がほとんどです。
コースタイムを単純に足し算せずに、高度差や疲労の蓄積等計算に入れて、余裕の有る計画を立ててください。

仙人ダム湖より、雲切谷の滝を望む。

仙人ダム湖より、雲切谷の滝を望む。

大規模な泡雪崩が出た年は、あの谷からダムの下流まで爆風が届いたそうです。

仙人谷の橋(下部)

仙人谷の橋(下部)

梅雨明けに設置して、十月下旬に撤去します。
大雨の時には冠水することもあります。
増水時注意!
仙人温泉小屋の下にも、雪渓が溶けると橋が架かります。

急登です!(鼻血坂付近)

急登です!(鼻血坂付近)

雲切新道の下部はきつい傾斜です。
中央下に仙人ダムの施設、奥にかすかに五竜岳。

1600メートル付近

1600メートル付近

猛烈な藪尾根を切り開きました。

仙人温泉小屋さん

仙人温泉小屋さん

左の平地が、ヘリポート。

仙人温泉上流

仙人温泉上流

正面の沢が本谷。左の湯煙が源泉。

仙人峠からのヒュッテ

仙人峠からのヒュッテ

晩秋です。

黒部別山とハシゴ谷

黒部別山とハシゴ谷

仙人峠から!

とりゃぁ!

とりゃぁ!

道に崩れてきた岩をのけます。

仙人谷上部

仙人谷上部

仙人峠~温泉間の中間地点は、谷の横断があります。
残雪状況は、最寄りの小屋で最新のものを尋ねて下さい。

仙人谷 (仙人温泉上部)

仙人谷 (仙人温泉上部)

夏はルート上に雪渓が残ります。
雪渓の状態によっては、迂回していただくこともあります。
雪渓の溶け方が各年違うこともあり、雪の上にはペイント等目印はあえて付けません。
奥には、唐松から白馬が!

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