阿曽原温泉小屋

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梅雨末期には!

2019-07-06

写真

二方向から土石流が走った痕跡です。

九州の大雨被害、お見舞い申し上げます。

写真は、十数年前に剣沢雪渓で発生した土石流の痕跡です。高山帯は下界の降り方よりも、強く雨が降るのが一般的です。この時は阿曽原も強い雨が降りましたが、一山超えた劔方面がここまで大事になっているとは想像していませんでした。

斜面が水を含んで、二か所で地滑りを起こして雪渓を流れ下ったのが分かります。(10tダンプ何台分に成るのでしょう?)

土砂を被った雪渓は溶けにくくなって、そのシーズンは歪な雪渓が残ってしまいます。

普通の溶け方が違うのですから、進行方向の安全確認は慎重に行ってもらって、歩きやすいコースを選んで歩いてもらうことが大切です。

仙人温泉前後でも、大雨が降ると発生することが有りますが、今年も大雨被害が起こらないことを祈るばかりですが、もしも起こってしまえば天気が回復してから土砂を削ったり誘導目印等で整備すれば済みます。

私が言いたいのは、写真を見れば悪天候時の行動がどれだけ危険なものか分かってもらえるのではないかと!

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