やっぱり神様の掌の上?Ⅹ(想像力!)
2020-05-21
続き~。
藪を突破した場所は、河原からは20mほど高さで数年前に崩壊して「山ウド」が生えている急斜面の縁でした。
そのまま降るには危険なので、斜面に正対しながら「山ウド」を掴みながら(もったいないけど、次の人間が掴める様に折らずに!)足場を探りながら慎重に下って一安心です。
早速に渡渉出来そうな場所を探します。 下流側の砂防堰堤に近づけば、水流の幅は5m余りで水深も深いところで膝上位なのですが・・・とにかく水の勢いが強く、もしもバランスを崩したら止まれそうにありません。
砂防堰堤の上は、コンクリートがほぼ水平に幅1m余りで対岸まで続いていて水流も更に幅が広いのですが、高さが10数mもあって見下ろすと堰堤のコンクリートは平らで薄茶色いコケが生えている様に見えて滑れば即落下です。
私や大仏クラスの体格でも迷うのですから、私達よりサイズが少し小さめのS君なので、とても堰堤上を歩いて渡れるとはおもえません。
(「ニャンコ先生」ならば、落下しても無事着地出来そうだけど・・・「いなかっぺ大将」 の、受け身の上手い柔道の先生って?ちなみに、柔道部の顧問は「黒部先生」なのです。ヨイ子の皆は、知らんかな?)
想像してください、キンキンに冷えた雪解けの激流もろとも10数mダイブして、直下のコンクリートの基礎スラブに激突すれば全身骨折して脳天カチ割れて、激流に押えられて流木に引っかかるか?深みに沈んだまま浮き上がれずに?おまけに回収しに来る救助隊員の迷惑を想像すると・・・「僕には行けません!」ってことになります。
ダメ元で上流の様子を見に行くと、やはり川幅は狭く水量・水勢とも多く強いのですが、流れのウネリ・泡立ち・透明感等を観察して対岸までなんとか渡渉できる場所がないか探ります。
終わらんかったから、まだ続く。
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