阿曽原温泉小屋

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群発地震について。

2020-05-20

写真

虹の彼方に・・・いい事あるはず。

岐阜・長野県境で発生している、群発地震について心配しておられる方もおられるかと思います。

富山県内では最大震度2が観測されていますが、今のところ黒部峡谷方面については影響は出ていません。

○トロッコ列車終着の欅平では、若干揺れた??くらいで震度は観測されておらず、作業用列車も通常運行しているそうです。

○阿曽原の上流の「仙人谷ダム」では、昨日は体に感じる揺れが2・3回有りましたが、落石や雪崩などの報告は今のところ無いとのことです。(誰も歩きに行けてないのですが)

とのことですので、今のところ黒部エリアに関しましては大丈夫ではないかと。

※参考

東日本大震災の半年後に、黒部ダム周辺で発生した群発地震では、仙人谷ダムを境にして黒部ダム側は揺れが強く、十字峡上流で地滑りが発生して登山道ごと斜面一区間が無くなってしまう被害が有りましたが、下流側になる欅平方面は明らかに揺れが弱く被害は皆無でした。

(地表近くにマグマ溜まり〔高熱隧道〕が有ると、緩衝材になって揺れが伝わりにくい?)

更に今から20年ほど前ですが、同じような震源で夏場に地震が続いた事が有りました。

その時は、北アルプス南部の登山道が被害を受けて関係者の方々が修復に苦労なされたと聞いています。黒部エリアでは、雲切新道になる前で「阿曽原峠~仙人温泉間」の登山道が一度だけ落石で損傷を受けて迂回路を作った記憶がありますが、距離が離れているからなのか?それほど大きな影響は有りませんでした。

(後に新道を何処に作るかの調査で、尾根全体が不安定な岩の積み重なりという事が確認されて、仙人谷の対岸尾根に作ることに決めたのです)

コロナ共々、早期終息を願うばかりです。

写真は、昨日の夕方は荒天だったのですが一時だけ陽が射して濃い色の虹が出てくれました。

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