阿曽原温泉小屋

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良くある質問!

2018-09-20

写真

露天風呂奥の源泉トンネル。

写真のトンネルを「高熱隧道」ですか?との質問がよくあります。

熱いトンネル!と言う意味では間違いないのですが、小説「高熱隧道」の舞台は、キャンプ場の鍵が掛かった扉の奥になります。

露天風呂のものは、新黒三発電所への送水トンネル掘削時の土砂出し用の横坑になります。(湯溜めを空にすると、レールが引かれたままです)

黒部ダムで溜められた水は、黒四発電所で利用されてから欅平にある新黒三発電所に送られて再利用されて、更に下流の猫又の新黒二発電所で再々利用されてから黒部川に戻されています。

トンネルからスノコが引かれているのは、雨が降った時にトンネルの中で着替えをしてもらうためです。 ちなみに、風呂には屋根が有りませんので傘をさして入って頂きます。

秋が深まり気温が下がって来ると、トンネルをシートで塞いで中の温度が下がらない様にして温泉の温度を維持します。

昨日キャンプに来た、ニュージーランド人女性に英語で質問攻めに遭いました。

とにかくイロイロ聞かれるのですが、細かな説明がなかなか伝わらず・・・。(日本語が、全く出来ない方でした)

途中から、英語の出来る宿泊のお客さんが助けてくださって。

彼女は、北海道から鹿児島までの温泉を調べて回って、2020年には英語で日本の温泉を紹介する本を出版する予定とのことです。

そこまでするなら、少しは日本語を勉強して来てよ・・・!

風呂のトンネルについて、説明に苦労したので今回書いてみました。 

二日前、風呂周りの草刈りをガッツリ終わらせました。 繁忙期に向け、着々準備しています。 

やる気満々!

2018-09-20

写真

雑巾を縫い始めました。

15日から来てくれたバイト女子!

阿曽原に来て早々に、トイレ掃除用の雑巾を縫い始めてくれました。 黄色は便座用!白は床用! 持参してきた糸針セットで、セッセとやっています。

暇を見付けて動き廻って、アルコール除菌スプレーを持っては出入り口の引戸・客室の窓・テレビ・冷蔵庫等々磨きまくってます。

明るく頑張ってくれて助かっています。月末からは「お姉さまバイト連」もやって来てくれる予定です。 忙しくなるに連れてスタッフも着々と揃って、受け入れ態勢も整いつつあります。

想像して下さい!

2018-09-19

写真

新越出合いに空輸された丸太。

旧日電歩道の修復に使う丸太です。 ヘリコプターで、ポイント毎に空輸してデポしてから、使用する現場まで肩に担いで行きます。

一本は、重さ20Kg・長さ6m有ります。

想像して下さい、道が曲る度に岩壁に阻まれるので丸太を縦に持ち替えたり、二人で手送りしながらの搬送になります。 身体全体の筋力とバランスが必要な重労働です。

現場まで、歩いて通ってからの作業時間は限られています。ましてや今年の様に天候が割いと、壁にぶら下っての危険な場所での作業なので思うように仕事が捗りません。

作業員達は頑張ってくれておりますので、予定を組んでおられるお客さんには歯がゆい進捗でしょうが、全ては安全に「下の廊下」を楽しんで頂くためです。 危険な場所の整備が終わるまで、もう少しお待ちください。

結論!

2018-09-18

写真

壊れた梯子!白竜峡下流側出口Ⅱ

阿曽原から黒部ダムまで、王子が通して確認して来ました。

●.仙人谷ダムから十字峡まで、所々小さな損傷は有りますが問題は有りません!

●.十字峡10分上流の、水を被るポイントは石・土砂等の除去がまだ済んでいません! 手すり番線は切られているし足元はヌルヌルしていますが、注意すれば通る事は出来るレベルです。

●.十字峡15分上流の、約30Mの崩落スラブは丸太桟道が作られていました。

●.白竜峡手前~黒部別山谷間は未整備でした。 写真の様に梯子が壊されて手すり番線が切られて、歩道の土砂も除去されておらず非常に足元が悪いです。

●.黒部別山谷~大ヘツリ間、大ヘツリの高巻き梯子は全壊しており大仏達が制作中です。 クラックの入った歩道を歩くと通行できますが、小屋としてはお勧めすることは出来ません! 

●.大ヘツリ~黒部ダム間、ほぼ工事は終了しています。

※結論

今週末の「下の廊下」は、一般登山者の通行は困難です!

順次整備は進められて行きますので、その都度報告致します。 なにせ今年は、天気が悪く作業が思うように進みません。天気さえよければ、それほど日数は掛からないかと・・・。

今週末に御予約のお客様は、状況を御理解して頂き無理をなさらずキャンセル・予定変更をお願いいたします。

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