セレネ美術館
2019-12-24
「東京芸大」といえば、20年ほど前に当時東京芸大の教授をされておられた「田渕俊夫」先生に十字峡のスケッチをしていただくために案内したことがあります。
前日は阿曽原小屋に泊まっていただき、大した酒のつまみも用意出来なかったのですが「キノコ」を用意したら喜んで頂いた記憶が・・・。
翌日、十字峡を目指して歩いていたのに半月峡を過ぎた開かれた場所に差し掛かると突然立ち止まられてスケッチブックを取り出されて???
我々にしてみれば「少し気の休まる場所」としか映らない場所だし十字峡でスケッチして予定通りに帰ってこれるのか?心配になるのですが黙々と仕上げられて。(同じ景色なのに、我々凡人とは・・・)
十字峡でも、展望台の岩の上に腰掛けてスケッチされている後ろからソーッと覗いて、ド素人の私が言うには失礼すぎるのですが、ある意味「実物より迫力ある」スケッチに驚かされたのを覚えています。
宇奈月にある「セレネ美術館」には、その時の作品が展示してあります。
他にも故平山郁夫画伯の作品など、黒部を題材にしたものが沢山展示されていますので余裕がある方は立ち寄ってみられてはいかがでしょう。
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