阿曽原温泉小屋

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連絡を取り合ってますが・・・。

2020-05-07

写真

奥鐘橋から滝倉山

「北アルプス」各方面の山小屋さんと、今シーズンの対応を連絡を取り合っています。

とりあえず信州方面は7月14日まで休業とする方向みたいですが、○留守中の管理をどうするのか?(小屋荒らしの脅威) ○キャンプ場の管理は? ○従業員・アルバイトの処遇は? ○もし沈静化して来たら、どの程度ならば営業出来て?どんな対応が必要なのか? ○借入金制度は? 等々、大きな小屋はこんな時には大変だな~って(他人事ではないのですが)つくづく思ってしまいます。

今は感染防止が第一で、登山自粛するのが当たり前なのですが、立山町の「尖山」という低山で登山者が増えすぎて 駐車場封鎖 になりました。

また剱岳の登山口の馬場島から登る「中山」にも、登山者が詰め掛けているとの話が伝わってきています。

沈静化してくれば登山需要が相当数あるとすれば、必要な対策を講じて受け入れ態勢を整えるのも山小屋の使命なのでは?(一般社会からの理解が得られたうえで)

ならば登山者は「山小屋に泊まるのか?」「テント場利用が多くなる?」予測を立てようにも誰にも分らないし、ただでさえ去年の災害で経営ダメージを受けている小屋も有るはずで「傷が深まらないか?」・・・。

このウイルス根絶できないっていうし医療関係者から見てどうなのか?が一番大切になっくるかと、富山・長野で沈静化しても方々から人が集まるのは???(小屋で感染が確認されれば大ダメージ間違いなし!)

パチンコ屋で感染が報告されていないし・・・?仮に徐々にでも再開するにしても・救助体制・登山道管理・保健所や消防署の査察等々、他の機関との調整も必要になって来ます。

とりあえずは、各山域と連絡を取りながら一般の方々に情報提供をしっかりしてゆくほかはないのではないかと考えます。

阿曽原温泉小屋が「いま出来ること!」 皆さんに、黒部と山の情報を提供することと考えております。(見飽きられない様に頑張ります)

新たな動きがあれば、随時お知らせしますのでHPチェックしてください。

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