大活躍は良いのだけど!
2019-05-07
残念ながら、GW中は事故が多発してしまいました。
写真の県警ヘリ「ツルギ」は、御山谷のスノーボーダーの事故対応に、更には剱岳源次郎尾根での遭難対応にも。
立山山頂直下から滑落したスキーヤーの収容には、消防防災ヘリ「とやま」が出動してくれましたが、丁度お昼時の快晴の中での収容活動は、立山一帯で登っていた人・スキーをしていたりした人・室堂平の観光客達から丸見えの中での収容作業は、重傷事故で有りながらリアルさが無いと言うかデモンストレーションみたいな・・・自分には降り掛からない災難!と思えてしまうくらい綺麗な山をバックにした中での作業でした。
事故内容についてはニュースで調べて頂ければ良いのですが、もう少し配意すれば???と残念なものも有りました。
人命第一なのは勿論ですが、山岳地帯での救助ヘリコプターの運用については、タクシー代わりに呼んでいるのでは?と取られるお気軽要請も実際あるのも事実です。
救助ヘリを運用するには、危険も伴うし費用も熱い気持ちも必要です! 実際に、訓練中や救助中の墜落事故も発生しています。
携帯電話の通話可能エリアの広がり等によって、首を傾げたくなるような要請が増えて来ることも予想されます。 運用方法の明確な指針を、各方面から意見を出して決めて広く広報してゆかねばならない時期に来ていると思います。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2019/05/n20190507a.html