知恵を出して、混雑緩和策を!
2019-05-06
「入山指導員」勤務を終えて、室堂から帰ってきました。
写真は、室堂ターミナルの混雑状況です! この日は、天気が悪く外にも行けず・・・。
加えて、自然保護センターのトイレが調子が悪くなって使用禁止になってしまい・・・。(たぶん利用者が詰まらせた?)
寒さで冷えるもので、みんなトイレが近くなって・・・大渋滞でした。
ピークは3日4日でしたが、立山駅では
〇早朝6時半には、日帰り切符は売り切れ!
〇4時から並んで、切符が買えたのが3時間後!ケーブルに乗れたのが更に3時間後!
〇室堂で配られる「お弁当」を食べる場所がなく、屋上までの階段にビッシリと座り込んで食べている観光客!
等々、可哀想過ぎました!
午後からは、立山駅方面へのバスの順番待ちの列の最後尾がターミナル内から階段を屋上まで続いてしまいました。(イライラする人・愚図る幼児・体調を崩す人・・・)
バスは臨時便を増発して、フル稼働で美女平に向かわせていましたが、今度は美女平からのケーブルカーの待ち時間が・・・。
他にも、旅行会社の直行観光バスも駐車場から溢れてしまい離れた第二駐車場まで利用する始末。(除雪の関係で使い辛い)
明らかな「オーバーユース」で、訪れた方々の満足度は推して知るべしですし!
ましてや、切符が買えずに訪れることすら出来なかった方々のことを思うと・・・。
そもそも集中して人を送り込み過ぎです! 「雪の大谷」だけをアピールするのでは無く、来月になれば「ライチョウ」も見つけ易くなるし、大谷の雪が無くなれば少し離れた場所の残雪で遊ばせる工夫も出来るのでは? 今流行りの「パワースポット」的な場所も室堂山荘の先には有るのだから整備する等して、観光客の分散化に取り組むことが喫緊の課題ではないかと強く感じてきました。(輸送能力の充実は二の次です!)
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