阿曽原温泉小屋

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集中会議!

2021-04-14

写真

黒薙温泉に向かう道からの「後曳橋」(奥の水色)

昨日は午後から宇奈月セレネ国際会議場で、黒部峡谷に関係する会議・意見交換会が3つあって2つに出席してきました。

最後の黒部峡谷情報交換会では、国交省黒部河川事務所・富山森林管理署・県庁自然保護課・県庁観光振興室・関西電力・黒部峡谷鉄道・黒部市・黒部宇奈月温泉観光局・黒部警察署から、昨年までの取り組みと今年度の事業計画の報告と情報交換会を市長が議長してくださっての恒例会議です。

黒部峡谷は観光利用に目が向きがちですが、治水・治山・森林保全・発電等々関わっている機関や会社が沢山あります。

目的が違えば、黒部を見る目・接し方がそれぞれ違う訳で、関係者が一堂に会して情報交換する事は意義のあることなのですが、毎回終わりの方で報告の無い私に市長が「意見を述べよ」って指名されて・・・一言語る羽目になります。(今年は、会の途中で事務局の市職員が「決まってますから」みたいに、ソーッとマイクを持って寄って来て)

私が28年前に小屋を引き継いだ時に、前経営者の方が言うには「黒部に縁のある人間でないと、大変だからおまえがいい」みたいなことを言われました。

気が付いてみれば我々は小屋の営業だけではなく、先に上げた関係機関・会社と一緒に黒部で通常作業・災害復旧等に携わってきました。(本業が何だか分からなくなりそうですが、御蔭で昨年は小屋の営業出来なくても食い繋げました)

こんな事自分で言うのも???なのですが、「煙たいこと?」も言いますが現場で見て感じて考えてやることやって、後ろ指差されるような「自分への利益誘導」にならず「黒部の利益」になる為に活動して来たつもりで、二十数年かいた汗の御蔭で分かってもらえる様になってきたのかな~??

改めて、一緒に身体張って来てくれた仲間に感謝感謝です。

※プチ下の廊下?

写真は黒薙駅から黒薙温泉旅館までの道ですが、「下の廊下」と同じく両岸が断崖となっています。

「下の廊下」は、距離も長く時間も掛かるので歩き通す自信が無い方はこの道を歩いて見られれば、お手軽に?「黒部峡谷」を体験できます。

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