下の廊下情報!
2017-09-11
昨日、見て来ました。
写真右側中央の、岩が削られたラインが登山道です。
下流側から向かって、左側の雪の厚みは2メートル足らず。下側に、顕著なクラックが見て取れます。 岩盤からの輻射熱と、岩盤を伝って流れた雨水で雪に穴が出来て早く融けているのかと。
中央部の厚みは6メートル余り。 融解と自重で、バランスが崩れ歪みが出て、クラックが出来て再圧着した痕跡が三本ほど縦に入っていました。(今年の雪はとても綺麗です!)
奥行き(長さ)は20メートル足らずで、川に差し込む光量も多い様に感じました。今まで見て来たモノから見れば決して大きなものでは有りません。 中央のクラック痕や右岸側の融け具合(向かって左側)から想像すると、
あと2週間以内には、無くなっているかと思います。 (融けるのではなく、崩壊して無くなります) ただし、気温・風の吹き方等によっては予想が大きく前後することもあります。
崩壊した後も、向かって右側(左岸)の登山道側には、スノーブロックが残ります。(ほぼほぼ、氷の塊です)
そのブロックが融けて、岩盤に掘られた登山道が出るには数日掛かります。
※注意!
破壊された桟道の補修等の進捗は別ですから、スノーブロックが無くなったからと言って安全に歩けるものとは言えませんので!
来週また、様子を見に行って、このページで報告します。(ここで、報告が無いのは状況が変わっていないからです。更新がないからと言って、小屋への問い合わせはご容赦下さい)
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2017/09/n20170911a.html