阿曽原温泉小屋

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登山情報(仙人谷)

2023-07-27

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既に阿曽原谷の雪渓もほぼ無くなりました。

昨日、今シーズン初の佐世保からの登山者が3人仙人池から降りて来てくれました。(猛暑の中でしたが、早い到着でビックリ)

一昨日の「仙人新道」の登りと、昨日の仙人温泉付近までの下りを「仙人池ヒュッテの主人が草刈りがてら同行してくれて「仙人温泉前後では、身の丈以上のイタドリが沢山生えていて自分達だけでは難儀していたかも」とのことでした。

草刈り問題はクリアできたのですが、毎年問題になる 仙人温泉上部20分の二又 に残る「雪渓がもうすぐ状態が悪くなりそう」と仙人池ヒュッテ・池の平小屋から連絡が入りました。

昨年は9月半ばに状態が悪くなり始めたのですが・・・今シーズンは残雪が少ない影響でこんなに早く状態が悪くなり出したようです。(昨年9月中旬の状態)

昨秋と違い盛夏に状態が悪くなるということは、気温が全然違うので雪渓の変化も例年とは違ってくるのでは???(この30年間で、7月にこんな状態になった記憶がありません)

状態が落ち着くまでは、雪渓通過に十分注意してください。

訂正と再確認です!(すみません)

2023-07-25

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阿曽原キャンプ場は、草刈り・水道設置完了してますが・・・まだ誰も。

裏劔方面から縦走の予約について!

コース設定されても「阿曽原宿泊以前の小屋の予約が取れているのに、阿曽原の予約が取れなかった。」では他の小屋にも影響が出て来てしまいますので、裏劔方面からの予約については40日前制限なしで予約を受けることとしますので、裏劔方面からの計画の方はお早めに予約を入れていただきますように願います。

裏劔の紅葉シーズンに、「下の廊下」を計画されている方については40日前時点で空きがあればお受けいたしますが、予約で埋まっている場合には申し訳ありませんが日程変更願います。

(・昨年の様に裏劔の紅葉が終わってから「下の廊下」が開通する。・コロナ禍前の様に、シーズンだから定員超でも了解済みで来られていた。等の場合は、このような問題は発生しないのですが・・・)

〇キャンプ場予約は受けておりません。

阿曽原キャンプ場の、テント泊予約は受けておりません。

「下の廊下」が開通すれば各週末は混雑が予想されますが、キャンプ場の整地具合・テントの大きさ・利用人員等々、不公平が出てしまいます。

秋の混雑予想日については、「早目の到着」(特に大型テント)「少しづつの譲り合い」でお願いいたします。

〇その他若干の訂正がありますので、再度 「小屋情報」 を御確認下さい。

〇その他(電話機が✖)

電話線が繋がったのですが、電話機の子機のトラブルで着信が入っても直ぐに出れないことがあります。

この時期は利用者も少なく最小限のスタッフで運営しておりますので、御理解御容赦のほどをお願いいたします。

〇その他Ⅱ(僧ヶ岳の烏帽子尾根は未整備)

23日(日)時点の情報ですが、僧ヶ岳「烏帽子尾根」の取り付きまでは林道が整備されましたが、肝心の烏帽子尾根の登山道整備が未整備で「荒れていた」とのことです。(どこも人材確保が大変みたいです)

先に整備が終了している「宇奈月尾根」については、1,050mの第三登山口には大勢の利用者が有ったそうですが、実は整備が済んでいれば「烏帽子尾根」からの方がズ~ッと楽に登れるのですが・・。

ペンキ塗りたて!

2023-07-24

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犯人特定するには、足跡鑑定せねば

※登山道情報

水平歩道の仮整備について業者さんに確認したら、明日から仮補修に入る予定なので週半ばには取り合えず歩けるようになる予定だそうです。

※鑑識せねば!

未だに登山者が誰一人来ていない阿曽原ですが、お客さんがいないから出来る仕事も有ったりして・・。

今年も露天風呂周りのスノコの材料を上げて自作する予定ですが、ついでに昨日から露天風呂周りの今あるスノコに「防腐塗料」を再塗装しています。

しばらく晴天が続くようだし、シーズン中お客さんがいる間は塗装する訳にもゆかず、直射日光に炙られて雨風に曝されてお湯をかけられていると少しずつ傷んで来ています。

夏場の利用者の少ない時ならば今あるスノコで充分足りるのですが、秋の繁忙期に向けて少しでも利用しやすい様にと、猛暑なのですが塗料も早く乾くだろうと私一人で汗だくになりながら・・・。(頼みの大仏は、草刈り準備の買い出しやらで下山しています)

今朝風呂まで行って見たら、再塗装して並べたスノコの上に点々と何者かの泥の足跡が???

昨夜は19時過ぎから夜半までバラバラと雨が降っていたのですが、雨上がりに何者かに?土足で歩き回られたみたいです。(タヌキ?アナグマ??)

登山道情報!(ザックリと)

2023-07-23

〇水平歩道

 来週半ばで、取り合えず歩ける程度に昨シーズンの余資材で仮整備してくれるよう依頼してあります。(27日まで小屋の予約が入っていないのですが、キャンプ予定の方は仮整備終わるまで待たれた方が賢明です)

 阿曽原谷の丸太橋は業者が架けてくれました。 

 折尾谷先の崩落個所も取り合えず迂回路を整備してくれたそうです。

 8月2・3日辺りで、資材搬送ヘリが飛んで本格的な整備が終わるはずです。

〇白馬岳~祖母谷温泉

 26日から大仏達が草刈り整備に入る予定です。 

祖母谷温泉から登り返ししながら「不帰避難小屋」をベースに草刈り機を使っての作業に当たりますので、もし通過される方がおられるのでしたら作業員に気付いてもらえるまで手前で待機してお待ちください。(草刈り機の歯に触れようものなら大怪我するし、弾き飛ばされた小石に当たっても痛いですまないかも)

〇唐松岳~祖母谷温泉

白馬線の草刈りが終わってから、少し休みを挟んで大仏達が入ってくれる予定です。

天気回りも関係してきますし、草刈り完了時期は八月初旬過ぎになるのではないかと・・・。

〇僧ヶ岳

・宇奈月尾根コースから「僧ヶ岳頂上」までの草刈りは、取り合えず終了しております。

・烏帽子尾根コースについては情報は入っておりません。

※阿曽原キャンプ場

阿曽原キャンプ場は、水場の水道配管・草刈りともに完了しましたが、水平歩道が未整備では来てくださいと言えません。

※参考情報(スペシャルかも?)

剱岳源次郎尾根側壁が崩壊しているそうです。崩壊した大量の岩屑は、平蔵谷下部から剣沢出合いまで雪渓を隠しているそうです。

来年になれば雪の下に埋まってしまうはずですので、ある意味?今年だけのスペシャルな風景なのかもしれません??

※ネットが不安定で・・・。

写真が載せられません。

「受益者負担」ってことを???

2023-07-22

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キレイな花もあるのですが・・。

昨夕、富山県の北日本放送で 「どうする?登山道整備の今…」  と題して登山道整備について掘り下げてくれました。(YouTube)

我々も取材に協力させてもらったのですが、整備に当たって来た当事者としては「実情を理解して頂き」「利用者である登山者の方々に考えてもらえる機会」をKNBさんに作っていただいたことは大変ありがたいことでした。

富山県内の山岳地帯へ登山に来られる方の多くは、富山県以外からの登山者であることは今更言うまでもありません。

国立公園・国定公園・県立公園等指定してあるのだから、行政が税金を使って整備すればよいと考えられるかもしれません。

しかし、富山県民でも山には殆んど関らずに生活しておられる方々も相当沢山おられる訳で、自分に関係のない山に予算をたくさん使われても???って理解を得られ辛いだろうし、なにより富山は山が広すぎます。(地元の黒部市等は、人が棲んでいない自然公園エリアの広いこと!)

更には、私は山岳警備隊員の殉職事故に関って来た経験がありますが、その都度「県外から遊びに来た人間の為に、なんで富山の警察官が死ななければならないのか?」との意見も聞こえて来ていました。

警察・消防などの救助体制の整備・維持にも相当の費用が掛かっていますし、更に言えば民間ヘリコプターでは相当な高額になるフライトも、公的な救助ヘリコプターでのフライトは無料です。(警察・消防の責務! 山域の危険度! 主な利用者のレベル!等々もありますが、レスキュー体制も考え直してみれば??)

これまで管理主体がハッキリしない等の諸々の理由で、曖昧なまま管理・整備・利用して来た「自然公園」への関わり方を見直す切っ掛けになってくれれば良いのですが・・・。

いつまでも山を守りながら、安全に楽しんでゆく為には???

シンプルに、登山道が整備されれば、環境保全・事故防止に確実に繋がります! 

ある程度の「受益者負担」、考えてゆかねばならないのではないでしょうか?

電話が復旧しました。

2023-07-21

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仙人谷ダムサイトにて。

本日午前中に、小屋の電話(0765-62-1148)が復旧いたしました。(メチャ細い電話線が断線してました)

御不便・御心配を、おかけしてしまい申し訳ありませんでした。

結線作業中なのに、問い合わせ御予約の連絡が入り始めて「そろそろ繋がるかな~って思って」と言いながらの電話が入ったりして・・・復旧を待っておられた方がおられたんだと思うと申し訳なくて。

※御予約方法について

一般宿泊者の方は、宿泊予定日の 40日前以降!  ・一回目:午前8時~午後0時30分  ・二回目:午後2時~午後4時半  ・三回目:午後6時半~午後8時 のみ現地電話で予約を受け付けます!(特に午後6時からの夕食前の時間帯は御容赦ください!

御理解・御協力のほどよろしくお願いいたします。

:なお「ツアー」「団体予約」等については、別途小屋に電話でお問い合わせ願います。

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