阿曽原温泉小屋

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果てしない???(暗い夜道は??)

2021-11-22

写真

道端の盛り上がった茂みを掘ると・・・!

昨日、毎年恒例の黒部峡谷内の清掃活動で欅平~祖母谷温泉に行って来ました。

恥ずかしい話なのですが、通常の遊歩道清掃の範疇では処理できない「工事廃材」「流失設備・資材」等が、河原の砂に埋まって錆ていたり道路沿いの目立たない場所に積み上げられたまま朽ちて居たりしています。

ほとんどが数十年前から放置されたままで、何年前の工事で何処の設備・資材だったのか分からないものばです。(だいたい想像はつくのですが・・・時効事案ばかり)

鋼製の単管足場・クランプ・ワイヤー・電線ケーブル等々、設備の更新工事・災害被害時のものなど考えられます。

昔からその都度回収や片付けをしてもらっていれば、こんなことする必要もないのですが・・・悲しいけれど、ここら辺が霊山として人が接して来た「立山」と、仕事で切り開かれて来た「黒部」の決定的な差だと考えます!

こんなこと書いてしまうから「暗い夜道は一人で歩けなくなりますよ」って時々周りから忠告されてしまうのですが・・・?

観光・登山で黒部を訪れて、感動してゆかれる姿を見ている我々としては「シャー無いな~」って見て見ぬ振りをしている訳にもゆかないので、宇奈月方面山岳救助隊員の隊員と事務局が中心となって、黒部環境保全協会(環境省等行政・関係機関等で構成)の予算の一部を使わせてもらって毎年回収作業をしていますが何時になったら終わるのだろうかと・・・?

今回も、藪に廃棄され朽ちていた単管パイプを回収してみたら出るわ出るわ、とても手では追い付かないので重機を持ち出して掘ってみると、結局2トンダンプの荷台一杯の廃材が出て来ました。

訪れる皆さんの「感動の御手伝い」の為に、出来る事やってゆかねば!

※オマケ!

廃材を掘り出してみたら、隙間で冬眠準備していた??「赤マムシ」が現れて。

寝惚けて居るのか?動きが緩慢で棒でイジられても逃げ出さず裏返しになって黒いマダラ模様の腹を見せてノロノロと・・やがて向こうの藪の中に逃げてゆきました。

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