阿曽原温泉小屋

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見えないところで手間が掛かってます。

2021-05-28

写真

流木回収中

数日前の宇奈月ダム湖ですが、流木止めのフェンスに先日の大雨警報時に漂着して大量に引っ掛かっていた流木が回収されていました。(警報直後から見れば半分程度?)

湖面が大きいので、ピンとこないかも知れませんが相当の量で、回収専用船で湖面から引き揚げて上流の回収地点でクレーンで陸揚げされています。

私が子供の頃は家の風呂は薪を燃やして沸かしていたのですが、貴重な燃料として黒部川の河原に漂着した流木を細かく切断して薪に利用している家が多くて、河原の流木を集めてその上にケルンの様に石を積み上げて「自分の所有物?」としてアピールしてあったものですが今はクワガタムシが湧く以外は殆ど邪魔者扱いです。(流行りの薪ストーブに使おうにも、流木は砂を噛んでいるので刃物が痛むばかりで一般の方が利用するには・・・)

流木処理はダムの機能保全のためだけではなく、富山湾まで流木が流れ出して河口近くにある漁港に入り込んで漁船が出せなくなったり船や漁網に被害が出たりするので大切な仕事なのです。

富山の山と海は近い距離で繋がっているから、富山湾は魚の種類が多く美味しいし蜃気楼を見ることが出来るし繋がりは深いのですが・・・人間が安全に住み易くなる様に、自然を少しだけコントロールして来たことは素晴らしい事なのですが、引き換えに新たな困難・問題が出て来ているって事なんでしょう。

困難や問題を乗り越えて来たからこその「人間」だし、これからも立ち向かってゆくはずですが、山の中で鮫?の様にいろんな作業を熟しながら「山に無理やり立ち向かうことの無い」接し方ってとても大切だと思っていて、今流行りの「寄り添って」ではなく「寄り添わさせてもらって」かな~って。(私の姿形・喋りで「そんなこと語るなんて」って思っている人いませんか?見た目だけで判断したおかげで、沢山痛い目に遭って来た人間がここにいますから!)

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