阿曽原温泉小屋

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コイツ!って言われたのですが・・・(病んでる?)

2023-10-25

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阿曽原谷は眩しいんだけど

混乱の続き!

夕食二回戦目の途中で常駐している山岳警備隊員が、電話を掛けて来ていた三人組テントを迎えに行ってくれて合流して帰って来てくれました。

(79歳の男性と女性二人のパーティーでしたが、男性は5年前に来た時にこんなに長く思わなかった。女性は私が歩くのが遅くて・・・ってことでした)

スタッフの夕食時に、テント泊男性が話題になったのですが「受付の時から高圧的で、凄くイヤな感じで、以前ツアー会社の添乗員していたと他のガイドさんに話していました」(ちなみに阿曽原を出禁になっているツアー会社でした)

今早朝5時過ぎに、昨晩テント泊男性と輪になっていたガイドの出発前に「アンタら知り合い?」って尋ねたら「全然です。昨日相前後して歩いていただけで、グイグイ寄って来られて・・・」って話でした。

朝食を食べてゆくことになった同一グループの小屋泊8人組に「どんな集まりなの?」って尋ねたら「サークルの集まりで知り合いではあるんですけれど・・・」ってことでしたが強い繋がりがあるようには見えませんでした。

そうこうしているうちに、玄関先のベンチに当の男性がやって来てガスコンロを準備し始めました。

朝食が終われば、宿泊の皆さんは玄関ベンチを利用して靴を履くことになるので出発の邪魔になるし、ましてや宿泊者でもない人にこれから宿泊のお客さんが利用する小屋の設備を使われても困ります。

受付から声を何度も掛けますが・・・完全無視!

私は玄関に出て行き、真横で何度も声を掛けますが無視したまま。更に肩の辺りをポンポンと軽く叩いて声を掛けると「何するんだ!」と強く反応して振り払います。

今ここを使うのは止めてくれと話しますが、「ここはアンタのモノなのか?」というので、見た通り小屋の設備で我々が毎年作っているものだと説明しても・・・。

「前の経営者の方がよかった」(君が保育園に上がる前から私はここに入っているので、前の経営者の事など知るはずもないと思うのだけど?)

「北アルプスの○○山荘の○○社長の方が出来てる」(私の方が、○○社長と長く濃い付き合いして来ているし、跡継ぎの息子さんとも名古屋で飲んで来たけれど?)

「言うことが、小さい・小さい」(小屋を運営するうえで迷惑者に当たり前のこと言ってるつもりだけど?)

「こんな事で時間を使わずに働けば」(毎朝四時過ぎには起き出して、朝食の仕込みと早出客の送り出ししてるの知ってるの?)

「そんなことしていると、利益にならない」(そんなこと言われなくても、31年前から黒部で食べて来たけど?)

ア~言えばコ~言う、屁理屈やら屁理屈にならないことをワーワー次々と騒ぎ立てて、遂には私の事をコイツと呼び始めます。

病んでる人間だと思って我慢して来たけれど、ソロソロ怒りもピーク!怒鳴りそうになったタイミングで、朝食を食べていた同じグループの年長者の男性が「小屋の主人の言うことは間違いない」ってなだめに出て来ます。

「病んでいる!」皆の共通認識でしたが、見て見ぬ振りが出来ないのも山小屋を預かる者の努め!

こんなの書いてると、ダイブツから「暗い夜道歩けなくなりますよ」ってまた言われそうなのですが・・・素人さんにやられるほど、まだ柔道も逮捕術も落ちていないって思っているのは私だけ?

イロイロ来ます!(こいつ!って?)

2023-10-25

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混乱1.

昨日宿泊の8人グループ??最初の予約の時点では九月半ばから十月上旬にかけて3グループ分けて数人ずつ別の予約が入っていたのですが、本当は一つのグループで人数も9人~7人~6人と変更を繰り返し結局8人で落ち着いたのですが、到着がバラバラで朝食を食べてゆくかが決まらず、朝食を弁当にして早出することになって会計もバラバラで混乱する受付で到着した人から順次支払ってもらっていました。

欅平に遅く届くと8人まとまって乗れないかも?って話したのですが、バラバラでも構わないって言うし・・どんなグループなの??

このグループにはテント泊で30代前半の若い単独男性が同行していて、彼が「みんな朝食を食べてゆけばいい」って言うもので、先に宿泊費夕食+朝弁当代金を支払っていた方々の追加分を頂くやら未会計の方々からは新たに頂くやら・・・元々混乱している受付はワヤワヤになります。

混乱2.

小屋の食堂は夕食までは「小屋泊のお客さん」に談話室的な使い方をしていただいているのですが、このテント泊の男性がグループの飲み会に混ざりたいみたいだったので、

「本来ならば代金を支払って屋内に入っていただいている方々のために開放していて、テント泊の方には遠慮してもらっているのだけれども同じグループならば仕方ない」

と話して入ってもらったのですが・・・単独テント男性は、途中から食堂の別の場所で同じコースを歩いて来ていたガイドツアーの輪に混ざって飲みだしていたいで???

17時40分過ぎに夕食の準備で食堂を空けてもらい、二回戦目の夕食のガイドグループは玄関ベンチに異動してくれたのですが・・・。

その際に付いて出てきたテント泊男性が「夕食を一緒に食べたいから今から追加できないか?」と言われたのですが、「小屋泊より多くなることがあるテント泊のお客さんに、夕食を提供し始めたら小屋が回らなくなるから断っている」と話しました。

それが気に喰わなかったらしく?「あなたの意見は云々かんぬん」って・・上から目線の捨て台詞を吐いて「ネットで書くのなんの」って小声でブツブツ言うので「いつ書くの?受けて立つから」って答えておきました。

彼はそのまま玄関で集まっているガイドグループの輪に混ざって盛り上がって???

私は、直前に暗くなってから届いた12人ツアー対応やら、「関電の宿舎の前を過ぎて登り出したけどこれで間違っていないのか?」って電話が掛かって来たり、一回戦目の夕食の方々への食事時間・湯茶のサービス等の説明に回ったりと・・テント泊男性にムカついていたのですが、相も変わらずの混乱阿曽原で、それどころではなかったのですが・・・。

続く

予約状況!(10月24日11時現在)

2023-10-24

※予約状況

10月24日11時現在の受け入れ可能人数!(書いてない日は満室です)  

・10月25日(水)4人 ・10月30日(月)6人 ・11月1日(水)14人 ・11月2日(木)1人 

となりました。

※小屋泊は、11月3日(金)の宿泊をもって、今シーズンの営業終了予定です。(10月31日以降は48人収容になります)

※テント場管理は、11月5日(日)まで水場・露天風呂の管理は行います。

※トロッコ列車は、平日でも混雑し始めたようです。

欅平駅長から連絡で、週末だけではなく平日も11時46分発を目標にするようにしてくださいとの連絡が入りました。

注! 平日に阿曽原から向かう方々全員が、昼過ぎに欅平に到着されると乗り切れず待たされることがあるということで、必ず11時46分発に乗ってくれとのことではありませんから!

事故が無いならないで、事故みたいなことが・・・。

2023-10-23

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昨日の阿曽原

昨日は1400m以上は新雪を被った山々と晴天と紅葉が相まって、素晴らしい条件の中を明るいうちに皆さん無事に届かれました。

実は朝から、黒部ダムで泊まっていたツアー13人のキャンセルが入っていました。

添乗員によれば、黒部ダムサイトでは樹木の葉っぱに少し雪が被る程度だけれども「道が凍っているかもしれない」との不安で「下の廊下」を下るのを諦めるとのことだったそうです。

スタッフにすれば「無理して来れば」とも言えずに了解したそうですが、ダムで同宿していて午後に届いたガイドに登山道の状況を尋ねると「丸太ハシゴ・桟道は少し凍っていたけれど、ストックあれば問題なく歩けた」とのことでした。(ちなみにキャンプ場利用者は80人でした)

先週の転落死亡事故が発生したばかりで、ツアー会社とすれば安全を優先させたのだと思うのですが???

この時期は朝方に道が少し凍る程度の事はよくある事ですし、積雪がダムサイトであったとしても黒部川まで下ってしまえば「下の廊下」に積雪が被ることはないし、ダム上から見下ろせば解かるはずだと思うのですが・・・。

各ツアー会社は「下の廊下」は上級者向けの登山道として募集していると理解しているのですが、この程度で歩けないと判断されるのであれば集客にも問題があるのでは???(黙ってみてますが、ツアー会社のレベルの差は確かにあると思います)

阿曽原温泉小屋は、キャンセル料金は頂いておりません!

それは、キャンセル料金惜しさで条件の悪い時に無理して突っ込んで来てほしくないからです。

しかし、他の登山者が事故無く大勢歩いて来ている中での当日キャンセルは想定しておりませんでした。

昨日も小屋の予約が200回Reダイヤルしても取れずに、キャンセル情報で滑り込みで泊まりに来られた方が何人かおられたし・結局予約が取れずに諦めた方、やむなくテントにされた方もおられたかと。

ツアー会社・ガイド山行の予約は、集客・交通機関の予約等々で早期に小屋予約が必要だろうとの判断で「土曜日・連休中日以外」で早目に予約を受けています。

昨日の200回オーバーさんが何人も「ラッキー」って無邪気に喜んで来てくれていた事実を見ると、優遇してきた形になるツアー会社かこれでは「なんだかなぁ~」ってなってしまうのです。

レベルの低い集客しかできないと判断されるツアーは、遅い時期の予約を受けない等々対策が必要になって来るかも?来シーズからの課題がまた見つかってしまいました。(今現在も、行儀が悪くお客さんを仕切れない等と判断したツアー会社二社の予約は受けておりません)

ちなみに他にも予約日間違いが発覚して結局20人以上の空きが出てしまい、おかげで小屋内に余裕が出来たおかげで夕食後の食堂は「居酒屋」状態に・・・。

実は前日の土曜日も荒天でキャンセルが相次ぎ、少ないお客さん達でしたが賑やかな方々ばかりで食堂は呑み助パラダイスに・・・相変わらず混乱・混沌の阿曽原なのでした。

今日だけ???(眩しかったです)

2023-10-22

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雲切の滝はソコソコの水量でした。

見上げたところが真っ白でした。

池の平のスタッフが本日下山予定とのことで、小屋の周りは40センチの積雪と連絡がありました。

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