登山道情報(握力勝負の後は?)
2023-07-18
昨日、仙人谷下部丸太橋を架けることが出来ました。
明日から前線が活発になる予報も気になるのですが・・・もたもたしていると大仏達が来週から白馬岳~祖母谷温泉線の草刈りに向かう予定にも影響してきます。
前回大雨の影響で未だに仙人谷の水量は多かったのですが、橋を架けない事には雲切新道の草刈りにも向かえず。
水量が多いと作業する際の岩場の足場が限られてしまうし、迂回する岩場も水流で洗われて滑って歩き辛くなります。
橋本体の6m丸太は、豪雪で折られるのを避けるために毎冬には岩穴に収納してあり泥水で濡れていて・・やたらと重くてヌルヌルしているので、どんなに値段の張るゴム引きの作業手袋していても扱いに苦労します。(丸太を落とせば、折れる・欠ける・流失する等、おいそれと補充出来ない貴重な材料なので大切に使わねばならないのです)
番線で、丸太橋本体・手摺支柱・岩場と固定するための土台丸太等等沢山締め上げてゆくのも「握力勝負」なのです。
毎年の作業なのですが、流れが変わっている・岸が崩れている・材料が痛んで使えない等でルート変更したりと毎回苦労させられます。(昨年の作業の様子は「山と渓谷8月号」にも少し紹介されています)
ということで、小屋に帰ってからの宴は・・・ヤッパリ「ニンニク」二株を皮剥いてロース肉で飽きもせず極辛カシミールで!
※水平歩道の整備
業者さんが、荒天続きと連休で休んでいたので進捗報告は有りません。
阿曽原谷の丸太橋の部材はデポされているので近々来てくれるとは思うのですが・・・?
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2023/07/n20230718a.html